ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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  • 〒329-3153
    栃木県那須塩原市大原間403-6
    那須塩原駅東口徒歩3分
  • 診療
    時間
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    18:00
    ※土曜日の診察時間は17:00までとなります。
    ※木曜日は不定休です。
  • 設備
    駐車場4台完備
    車いすの患者様スロープ完備

日別 記事一覧

京都サンボア 京都

 何年か前テレビで紹介された店。同じ名前の店が京都市内にも何件かある。浅草にもあり、浅草の店は太田和彦さんの番組で紹介され、4本いっぺんにジントニックを作って見せた。さっそく浅草の店に行き、ジントニックを作ってもらった。聴いたところ、本番ではうまくいかず、別撮りしたとか。京都も同じ名前があるが、チエーン店ではないらしい。昔修業をした仲間たちが名前をもらって開いたバーとか。なので今は関係がないらしい。

 京都サンボアは数年前、京都案内の雑誌を立ち読みしたところ、その店が載っていた。確かバーテンは婆さんが写っていた。この店がどこか探したが、以外にあっけないところにあった。発見したのは3年前。最初は予定が合わず、昨年は台風通過で臨時休業。今年やっと実現した次第。3条にある寺町通り。すぐ近所はすき焼きで有名な「三嶋亭」 この店も何度か側を通ったが、つい先日の京都紹介番組で放送されたばかり。

 さて、京都サンボア。9時ごろ入ったら、手前のカウンターの端が2席空いており、ラッキー。一人の初老の男性マスターが居た。カウンターは11席。満席。私達の後に一人の男性が入ってきた。店主曰く、一杯で、、、と断ったら、長崎から来たのでどうしても飲みたい。空くまで待ってると云って、壁際のソファに座り出した。「そんなところに座られたら、他の客が気になってゆっくり飲めないからやめてほしい」そしたらマスターとしゃべっていた常連らしき客が今、椅子をずらすよと、、、そしたらマスターが烈火のごとく怒った「勝手なことをすな、これは店主が決めることや!!」 常連客がすみませんと謝った。「木屋町のサンボアはどうですか」とマスターが提案。行ってみるということで、マスターがすぐ木屋町に電話して席を空けてくれるよう指示をした。

 暗っぽくない店内。タバコも自由。客もマスターも吸っている。客同士はボソボソとおしゃべり。私が頼んだのはジンリッキー、あまり感動はなかったなあ。

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懐石料理 瓢亭 京都 

 江戸時代から続く超老舗料理屋。場所は南禅寺近く。ミシュランでは三ツ星。この日のためにお金を貯めてやっと実現。ところが瓢亭側が大失態。まず料理に関しては、美味いの一言。説明は難しい。最初からずっこけた。

 三条からタクシーを拾い、瓢亭へ向かった。南禅寺の紅葉ライトアップのため大渋滞。さすが京都のタクシー運転手は裏道を知っている。運転手曰く、瓢亭は京都では五本の指に入る店とのこと。私も黙っていればいいのに、他の4つは何ですかと聞いたら、一力茶屋。後の3つが出てこなかった。それはそれでご愛嬌。この運転手さん、喋るたびに奇声を発する。はて何でだろう。瓢亭の周りは静か。

 着いたら中居さんが出てきた。予約した矢島と云ったら、玄関左の木戸を開けて案内された。打ち水の石畳。トイレも途中にあった。離れの個室に案内された。上がって4人掛けのテーブル。奥の椅子へ荷物を置いて入り口側に向かい合って座った。中居さんがまずお茶を運んできた。私は半分飲んだ。ほどなくして先ほどの中居さんともう一人、綺麗な着物を着た白髪の上品そうなおばさんも入ってきた。そのおばさんが私のお茶を下げようとしたとき、半分残っていたので、「フィニッシュどすか?」と聞いてきた。これは関西人特有のボケと思い、イエスアイドゥーとでも答えようとしたが、「もう十分です、ありがとうございます」と返事をした。そしたら一瞬間が空き、「あのーお国はどちらどすか?」「ニッポンです。純正日本人です。先祖は知りませんが、、」と答えてやった。そのおばさんもしまったというような顔をして、「たまに日本人の名前で予約して、来てみたら外人さんということもあるので、、」としどろもどろ。不自然な言い訳。

 次に最初の料理を中居さんが運んできたので、あの方はどなたですかと聞いたら、当店の女将ですと答えた。そうか、この方が瓢亭の女将か、、、それにしても謎の中国人とでも思われたのかなあ。服装もかなりラフだったので、、、

 日本酒の次に、今度は焼酎を飲もうとした。ところが超有名な焼酎がずらりとリストに載っている。そして焼酎だけ値段が書いてない。中居さんに野暮なことを聞いて申し訳ないが、いくらなのかと聞いたら時価なのでという答え。じゃあ、麦焼酎の「千年の眠り」を注文。またやってきて今はないとの答え。しょうがないのでアサヒ瓶ビールを頼んだ。緊張のせいか、昼間の疲れのせいか、最初の日本酒で珍しく酔ってしまいビールは半分残してしまった。

 残念ながら、料理と料理の間が空いてしまい少々シラケた。他に客は数組しかいなかったはず。宴会場所もチラッと見たが、客は入っていなかった。

 帰りのタクシーを頼んだら、部屋で待っていてくれということで、程なくしてタクシーがやってきた。私は先ほど入った木戸から出て行ったら、玄関前にタクシーと運転手が立っていた。当然私には気が付いていたが、もう無視している。玄関から女将と中居さんが出てきて、立っていた私に挨拶。運転手も慌ててドアを開けた。どうも私を瓢亭の使用人と思っていたようだ。

 まあこれが瓢亭か、裏を返さないとダメか。でも瓢亭の名誉のために云うが料理は美味い。今度は他の4本の指に入る料亭に行ってみよう。

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創作中華 一之舟入 京都

 京都紹介の15分番組で知った店。偶然にも再放送と両方見た。これも何かの縁ということで一か月ほど前に予約して行ってみた。マスターが元々横浜で修業した中国人で、京都で店を出した。ところが閑古鳥。そこへ通った芸子等が、もっと京都の味を知った方がいいというアドバイス。一念発起して味を追求。成功店に導いたとか。

 場所は京都市役所と道を挟んだ京都オークラの脇道を行ったところにある京町屋の一軒。外で玄関を撮影していたら、若い女の子が二人脇から出てきて玄関の脇に立っていた。てっきり通行人で写真の邪魔になると思って撮り終えるまで立っていると思い、行って下さいと云ってもいいですと云って立っていた。店の人のようだった。お出迎えか、、、この寒いのに、、、

 さて、入ったら2階の個室に案内された。個室がいくつもあるようだ。テーブル席で椅子の高さはよく旅館等で膝の悪い方が座る椅子と同じ。チト慣れないと逆につらいか、、、担当の中居さんとオーナーの中国人らしい方が挨拶。襖をいちいち座って開け閉め。

 一番安い夜のコース料理。写真は全部撮ったが、その中で代表的な料理を載せる。一つ一つ味がしっかりしていて、満足感。最後の閉めは焼きそば、、、料理を持ってくるタイミングがばっちり。まるで監視カメラがあるようだ。そんな話をしたら、他の客にも云われたとか、、、アルコール類は生小、後は紹興酒を飲んだ。ビールの付きだしは炒り子とピーナッツ。これも美味かった。

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いもぼう平野家本店 京都

 海老芋を使った料理。本店と本家が近くにあり、本店の方が歴史があるようだ。本家が50年ほど前に別れたとの事。今、2軒はどういった関係かは知らないが本家の前を通って本店へ行った。

 場所は本家は八坂神社から近いが、少し歩いたところにある本店は知恩院の和順会館から近い。外から見ると、本店のほうが客が多かったような気がした。大きな芋の煮っころがしがメインでそこに副菜がつく。メニューはHPでも見て下さい。

 予約をしたら、必要ないと云われた。少し待ったらすぐ案内された。掘りごたつ式の和室へ案内されて、2500円のいもぼう午前を注文。そこはテーブルが二つ。隣の席はうな丼と天丼を食べていた老夫婦。いもぼうを食べなくてもいいんだ。それは2000円、リーズナブル。食べ終えて程なくして4人の老人たち。失礼ないい方かな。男性4人で関西弁まる出し。小学校の幼馴染。料理を注文したとき、一人の方がガソリン4つねと云っていた。さすが関西人は面白い。生ビールだった。じゃあ、日本酒は灯油とでもいうのかしら、、これは私がとっさに思ったこと。

 さて本店と本家、味はどうか、、それは全くわかりません。お好きな店へ行ってもいいかもね。

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ニューモラル №592 平成30年12月号


待合室にご用意してあります。無料配布です。

第49回寄席矢島亭 神田松之丞独演会 H30.11.10.(土)


他所ではチケット完売の超人気講談師。

一席目:安兵衛駆け付け

2席目:安兵衛婿入り

3席目:荒川十太夫

 物販の希望があり、私が手伝うのかなあと小銭を用意して置いたら、全部自分でやりますとのこと。開演30分前に着物に着替えて、客席を突っ切り、奥の畳の部屋で本、CDを売り出した。自分でお金の出し入れ、サインまでして、、、その場所から客席を突っ切って高座に上がった。2席目が終わったらまた畳の部屋へ行き、残りを完売。初めて楽屋で休んだ。タフだなあ。

 拙宅での夕飯は全部平らげた。アッパレ。先輩たちが酒でつぶれたのを見て、酒、タバコはやらないとのこと。ストイックだなあ。素顔はまだ若い好青年。好奇心旺盛という感じ。先ごろ子どもが生まれ、心配ということで一本早い新幹線で帰った。

 今回は東京、千葉、また県内遠くからの追っかけが多かった。また当地では神田松之丞を知っている人が多く、中には知ってはいたが、もう売り切れだろうということで最初から諦めた方がいた。チケットは若干余ったと云ったら残念がっていた。

 

待合室の手拭い  神田松之丞


第49回寄席矢島亭 神田松之丞独演会 

平成30年11月10日(土)

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待合室の写真 「昭和村 小野川」 2018.10.28


寄席矢島亭世話人 大吉屋文具店様寄贈です。

11月10日(土) 神田松之丞独演会。チケットあと僅かです。恐れ入りますが、直接会場へ来ても完売の可能性がありますので、前もって矢島歯科医院へチケットの確認して下さい。

 

待合室の本


たまに替えております。なおこれは極々一部です。

ポマードの匂い


 私が中学生の時に亡くなった親父はポマード愛好者。先日も患者さんが同じ臭いを放っていた。瞬間的に親父を思い出した。あと仁丹の匂いも、、、その昔、子どもさんが治療椅子に座って、ヘッドレストに鼻をくっつけて、オジサンの匂いがすると云った。延髄蹴りを食らわせられたような衝撃。あれ、こんな表現でいいのかしら。

 それ以来ヘッドレストカバーなるものを患者ごとに交換している。私自身もそういったおじさんの匂いのするようなものは極力付けない様にしている。でもこの歳だと加齢臭だなあ。気を付けよう。