栃木に住んでいながら、英国大使館別荘、イタリア大使館別荘、それと田母沢御用邸には行ったことがなかった。旅番組や新聞等でたまに紹介される。気にはしていたが、思い立ったが吉日で木曜日に行ってきた。
英国大使館別荘:中禅寺湖の近くにある。さっそくカーナビにセットして出発。いろは坂を上がり、立木観音交差点を左に曲がり、しばらくいくとカーナビが終了。レレレ、カーナビにはポツンと別荘が載っているが、どこが駐車場なのだろう。しばらく行ってUターンして戻って来た。道沿いに小さく英国大使館別荘、イタリア大使館別荘と看板。駐車場は狭い。身しょう者、もみじマークしかない。もう少し戻ったら、広い駐車場。そこにまた小さく別荘の地図。湖沿いの歩道をしばらく行くと英国大使館。入館料はイタリア大使館と込みで300円。すばらしいロケーション。目の前が中禅寺湖。
イタリア大使館別荘:英国大使館から100メートルぐらい離れている。市松模様の和風建築。
両大使館別荘ともすばらしい眺め。こういった場所で大使一家は贅沢な時間を過ごしていたんだろうなあ。一般人は入りにくいし、、、、今現在、公園になっており、栃木県が管理。中には喫茶店完備。駐車場から少々歩くのが難点。こればかりはしょうがない。
田母沢御用邸:駐車場は道を挟んで御用邸の真ん前。入場料500円。大使館別荘と同じように靴を脱いでスリッパに履き替える。ここも写真撮影OK.。廊下にはすべて赤いじゅうたん。部屋数は106。インド人もびっくり。敷地も広いが、建物も広い。平成天皇がこの場所で疎開していたとのこと。大正天皇の別荘で、皇后様の寝室もあった。係の方に別々に寝るのかと野暮な質問。別々とのこと。高等女官詰所なるものがあり、その存在を知った次第。要するにお世話する専門の女性たち。でも皆様皇族関係者とのこと。まあ、百聞は一見にしかずで是非見学をしてほしい。季節柄、少々カビッ臭かった。それと中で説明をしてくれた方たち。私の出身校の隣の女子高の制服に似ていた。女子高生にしては、、、と思ったが、説明をしてくれる係の方たち。皆さん親切。お庭も広い。雨がポツリポツリと降ってきたので超特急で見学。
どうでもいい話題の一つ。知り合いが神楽坂を散策し、美味しい店を紹介してほしいと頼まれた。推薦したのは、鳥茶屋、神楽坂アズーリというイタリアン、そして甘味処紀の善、ところが平日にも関わらず、すごい列で入れなかったとか。そこでどこをどう調べたのか上記の店に行ったと話してくれた。これがすぐ入れて美味しかったとのこと。
そうか、その店があったのか。神楽坂ではよく紹介される店。ただ神楽坂在住時代、その店は知っていたが、一見さんお断りみたいな入りにくい雰囲気があり、足が遠のいた。で今回、その話を聞いて行ってみた。昼に行ったが、店内がガラガラ。和食で海老しんじょが有名。さっそく定食を注文。中身はネットで見て下さい。値段もリーズナブル。路地へ入って数十秒。カウンター席と小さな個室。個室へ通されたが、あまり酔っぱらって大声を出すような雰囲気の店ではない。静かに料理を楽しむということか。夜のコースもある。
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本日完売致しました。ありがとうございました。
当日は混雑が予想されます。お気をつけてご来場願います。
いつもお世話になっております。
お陰様で完売間近となりました。つきましては当日直接のご来場の場合、チケットのご用意が出来ない場合があります。直接のご来場は恐れ入りますが、ご容赦願います。必ず予約をしてご確認願います。
お手数をお掛け致します。
寄席矢島亭
両国で入ったチャンコ料理屋。店の名前からして、ひょっとして「大内山」の関係の店かと思ったら、ずばり、大内山の奥さんが女将、息子が板長、嫁が若女将、そして中国出身の店員さん。
店の中には大内山の現役時代の写真、手形等があった。ほとんどが座敷で予約してあったので机のチャンコが出来てあった。後は火を点けるだけ。
大内山は59歳で亡くなったとの事。今生きていれば90歳とよくしゃべる若女将が話してくれた。あのごつい顔は覚えているが、現役は知らないなあ。でも他の客は若者だらけで、大内山を知っていたのは私くらい。それもちとあやふや。板長の息子は普通の体型。また娘は今馬の仕事とかで、大田原にいたり、今は長野県茅野市にいるとか。私の実家や今住んでいるところも近く、若女将と話が合った。
そうそう、肝心のチャンコ。説明は難しい。でも美味いなあ。他に、刺身盛り合わせ等、そこへ日本テレビ、エブリの撮影が入った。インタビューを受けた。味の説明は難しい。他のテーブルへも行った。いつ放映されるんだろう。その前に、私のところはカットだな。〆にうどん、雑炊、これは店の方が丁寧に作ってくれた。
会計の時、明日初日の取組表をくれた。先ほど稀勢の里の引退発表。残念だけど、怪我が尾を引いている。お疲れ様。
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吉田類の酒場放浪記で先ごろ紹介。当日は土曜日。予約の電話をしたら、不可との答え。淡路町駅近く、、、といってもそっち方面はチンプンカンプン。JR御茶ノ水駅で降りて、すぐ前の地下鉄の改札に入った。路線表を見たら、次は大手町、、、、レレレ。また戻り駅員に訳を話し退出。地下鉄の乗り場がわからず、タクシーで行った。着いたのは7時45分ごろ。外にもう並んでいた。前の若者に聞いたら、5時開店なので、そのときの客がそろそろ帰る時間とのこと。感じのいい青年。
30分ならんで呼ばれた。我々は二人なので先に入れさせてもらった。入り口は狭いが中は広い。そして宴会をやっている部屋も、、80人ぐらいは客がいたようだ。、椅子席は相席。私達は厨房近くのテーブル。さっそく名物を注文。ところが遅く入ったので、シメサバ売り切れ、柳川売り切れ、焼き鳥売り切れ、、頼んだのは肉じゃが、コハダ? 馬刺し、、、赤身の方、これがこれでもかというくらいのニンニクオロシ。串カツ、マグロヌタ。皆美味かった。
相席の若者がにこにこして話しかけてきた。私も酒場巡りをしていると云ったら、いろいろ質問。どこへいったとか、、、隣の美人は会社の同僚かと聞いたら、妻とか、そしてもう一人隣の女性はと聞いたら会社の上司とか。そしたら、もうひとグループ若者3人が別グループということがわかり、聞いたら、ジャクサで働いているとのこと。筑波と住んでいるところの中間なので、この店にしたとのこと。私が調子に乗ってベラベラしゃべってしまった。皆さん、聴き上手。そして感じが良かった。
在京時代、下宿近くの初代居酒屋「もきち」で近所の仲の良い学生と飲んでいた。同席のおじさんが突然日本酒を2合振る舞ってくれた。そしていろんなことを聞かれた。そして人生論なるものを、、、我々を親のすねっかじりと思ったろうなあ。私はもう働いていたが、、、、私達はハイハイと聞いて頂け。ウザったい親父と思った次第。そしてその親父が帰ったあと、マスターが悪かったねと謝ってくれた。何だか、「みますや」での出来事が昔の自分を見ているようだった。反省。
従業員はテキパキ働いており、中国人が多かった。創業明治38年。この場所でこの人気店とは、、、
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何年か前テレビで紹介された店。同じ名前の店が京都市内にも何件かある。浅草にもあり、浅草の店は太田和彦さんの番組で紹介され、4本いっぺんにジントニックを作って見せた。さっそく浅草の店に行き、ジントニックを作ってもらった。聴いたところ、本番ではうまくいかず、別撮りしたとか。京都も同じ名前があるが、チエーン店ではないらしい。昔修業をした仲間たちが名前をもらって開いたバーとか。なので今は関係がないらしい。
京都サンボアは数年前、京都案内の雑誌を立ち読みしたところ、その店が載っていた。確かバーテンは婆さんが写っていた。この店がどこか探したが、以外にあっけないところにあった。発見したのは3年前。最初は予定が合わず、昨年は台風通過で臨時休業。今年やっと実現した次第。3条にある寺町通り。すぐ近所はすき焼きで有名な「三嶋亭」 この店も何度か側を通ったが、つい先日の京都紹介番組で放送されたばかり。
さて、京都サンボア。9時ごろ入ったら、手前のカウンターの端が2席空いており、ラッキー。一人の初老の男性マスターが居た。カウンターは11席。満席。私達の後に一人の男性が入ってきた。店主曰く、一杯で、、、と断ったら、長崎から来たのでどうしても飲みたい。空くまで待ってると云って、壁際のソファに座り出した。「そんなところに座られたら、他の客が気になってゆっくり飲めないからやめてほしい」そしたらマスターとしゃべっていた常連らしき客が今、椅子をずらすよと、、、そしたらマスターが烈火のごとく怒った「勝手なことをすな、これは店主が決めることや!!」 常連客がすみませんと謝った。「木屋町のサンボアはどうですか」とマスターが提案。行ってみるということで、マスターがすぐ木屋町に電話して席を空けてくれるよう指示をした。
暗っぽくない店内。タバコも自由。客もマスターも吸っている。客同士はボソボソとおしゃべり。私が頼んだのはジンリッキー、あまり感動はなかったなあ。
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江戸時代から続く超老舗料理屋。場所は南禅寺近く。ミシュランでは三ツ星。この日のためにお金を貯めてやっと実現。ところが瓢亭側が大失態。まず料理に関しては、美味いの一言。説明は難しい。最初からずっこけた。
三条からタクシーを拾い、瓢亭へ向かった。南禅寺の紅葉ライトアップのため大渋滞。さすが京都のタクシー運転手は裏道を知っている。運転手曰く、瓢亭は京都では五本の指に入る店とのこと。私も黙っていればいいのに、他の4つは何ですかと聞いたら、一力茶屋。後の3つが出てこなかった。それはそれでご愛嬌。この運転手さん、喋るたびに奇声を発する。はて何でだろう。瓢亭の周りは静か。
着いたら中居さんが出てきた。予約した矢島と云ったら、玄関左の木戸を開けて案内された。打ち水の石畳。トイレも途中にあった。離れの個室に案内された。上がって4人掛けのテーブル。奥の椅子へ荷物を置いて入り口側に向かい合って座った。中居さんがまずお茶を運んできた。私は半分飲んだ。ほどなくして先ほどの中居さんともう一人、綺麗な着物を着た白髪の上品そうなおばさんも入ってきた。そのおばさんが私のお茶を下げようとしたとき、半分残っていたので、「フィニッシュどすか?」と聞いてきた。これは関西人特有のボケと思い、イエスアイドゥーとでも答えようとしたが、「もう十分です、ありがとうございます」と返事をした。そしたら一瞬間が空き、「あのーお国はどちらどすか?」「ニッポンです。純正日本人です。先祖は知りませんが、、」と答えてやった。そのおばさんもしまったというような顔をして、「たまに日本人の名前で予約して、来てみたら外人さんということもあるので、、」としどろもどろ。不自然な言い訳。
次に最初の料理を中居さんが運んできたので、あの方はどなたですかと聞いたら、当店の女将ですと答えた。そうか、この方が瓢亭の女将か、、、それにしても謎の中国人とでも思われたのかなあ。服装もかなりラフだったので、、、
日本酒の次に、今度は焼酎を飲もうとした。ところが超有名な焼酎がずらりとリストに載っている。そして焼酎だけ値段が書いてない。中居さんに野暮なことを聞いて申し訳ないが、いくらなのかと聞いたら時価なのでという答え。じゃあ、麦焼酎の「千年の眠り」を注文。またやってきて今はないとの答え。しょうがないのでアサヒ瓶ビールを頼んだ。緊張のせいか、昼間の疲れのせいか、最初の日本酒で珍しく酔ってしまいビールは半分残してしまった。
残念ながら、料理と料理の間が空いてしまい少々シラケた。他に客は数組しかいなかったはず。宴会場所もチラッと見たが、客は入っていなかった。
帰りのタクシーを頼んだら、部屋で待っていてくれということで、程なくしてタクシーがやってきた。私は先ほど入った木戸から出て行ったら、玄関前にタクシーと運転手が立っていた。当然私には気が付いていたが、もう無視している。玄関から女将と中居さんが出てきて、立っていた私に挨拶。運転手も慌ててドアを開けた。どうも私を瓢亭の使用人と思っていたようだ。
まあこれが瓢亭か、裏を返さないとダメか。でも瓢亭の名誉のために云うが料理は美味い。今度は他の4本の指に入る料亭に行ってみよう。
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京都紹介の15分番組で知った店。偶然にも再放送と両方見た。これも何かの縁ということで一か月ほど前に予約して行ってみた。マスターが元々横浜で修業した中国人で、京都で店を出した。ところが閑古鳥。そこへ通った芸子等が、もっと京都の味を知った方がいいというアドバイス。一念発起して味を追求。成功店に導いたとか。
場所は京都市役所と道を挟んだ京都オークラの脇道を行ったところにある京町屋の一軒。外で玄関を撮影していたら、若い女の子が二人脇から出てきて玄関の脇に立っていた。てっきり通行人で写真の邪魔になると思って撮り終えるまで立っていると思い、行って下さいと云ってもいいですと云って立っていた。店の人のようだった。お出迎えか、、、この寒いのに、、、
さて、入ったら2階の個室に案内された。個室がいくつもあるようだ。テーブル席で椅子の高さはよく旅館等で膝の悪い方が座る椅子と同じ。チト慣れないと逆につらいか、、、担当の中居さんとオーナーの中国人らしい方が挨拶。襖をいちいち座って開け閉め。
一番安い夜のコース料理。写真は全部撮ったが、その中で代表的な料理を載せる。一つ一つ味がしっかりしていて、満足感。最後の閉めは焼きそば、、、料理を持ってくるタイミングがばっちり。まるで監視カメラがあるようだ。そんな話をしたら、他の客にも云われたとか、、、アルコール類は生小、後は紹興酒を飲んだ。ビールの付きだしは炒り子とピーナッツ。これも美味かった。
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