ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
  • 0287-65-2830
  • 〒329-3153
    栃木県那須塩原市大原間403-6
    那須塩原駅東口徒歩3分
  • 診療
    時間
    日祝
    9:00

    13:00
    14:30

    18:00
    ※土曜日の診察時間は17:00までとなります。
    ※木曜日は不定休です。
  • 設備
    駐車場4台完備
    車いすの患者様スロープ完備

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偶然が続いた


 当院のHPは肝心の患者さんは誰も見ない。そのかわり同業者には評判がいい。患者さんで見ている方はすぐご近所の方。感想を言ってくれるのでありがたい。以前九州の大学先輩が見て感想を送ってくれた。まあ、感想を送って頂けるのは、極々少数。

 先ごろまた感想が届いた。送り主は大学の先輩。全く面識のない方。たまたま当HPを見たとの事。同窓会名簿を見たら、しっかり名前が載っていた。学年は3学年上なのだが、学生時代、案外知らずにすれ違っていたのかもしれない。その先輩が以前勤めていた病院に、愚息が今修業中。そんなことを書いてお礼のメールを送った。そしたらすぐ返事が届いた。その病院には先輩のご子息もいて、すぐ電話をしたら愚息をよく知っているとの事。そのご子息の大学同級生が、愚息の上の子どもといっしょ。世の中狭いねえと返事に書いてあった。

 もうひとつ、そのメールが届いた次の日、市内歯科医師会があった。当地区には大学同窓が一人しかいない。それも私より10学年上。その先輩がいうには、勤務している衛生士が勉強好きで、ある講演会に出たとの事。その会場で講師の書いた本を買ってきた。読み終えたので院長も是非読んで下さいと持ってきた。その著者の経歴を見てびっくり。同窓。すぐ名簿で調べたら住まいは那須塩原市。そんな先生知っているかと聞かれた。恥ずかしながら勉強大っ嫌いな私には初めて聞く名前。その先輩も知らないそうだ。

 家に戻り、同窓会名簿を調べたら、市内のある地区。ゼンリンの地図で調べたら、私がいつもウォーキングするコース沿いにある家ということがわかった。確か新築の家がいくつも並んでいるが、人が住んでいる気配がない。ウォーキング途中に普段入ったことのない住宅群に足を踏み入れ、表札を見たら、その先生だよ。知らなかった。

 経歴をネットで調べたら、大学院を卒業後、しばらく母校に残り、その後ある大学で教べんを執ったと載っていた。私とは学内ではいっしょになった時期がない。知らないはずだ。その大学出身の同窓が市内にいるので電話で聞いたみたら、その講師の名前は覚えており、現住所を言ったら、驚いていた。

 先ごろダイレクトメールで業界向けの講演案内が届いた。なな、なんと演者は上記の方。また上梓してその記念講演。ある方面では有名な方だそうだ。今は某大学名誉教授になっている。

 想像するに当地区の家は別荘替わりにしているようだ。他県の住まいが定住地だと思う。それにしても業界では有名な先生が地元にいるとは、、、それより自身の不勉強さに呆れたばかり、、、

10月の休診日(日曜日、祝祭日以外)


10月5日(月):休診

10月8日(木):4時半まで

10月10日(土):12時まで

10月15日(木):4時半まで

10月21日(水):4時半まで

10月22日(木):休診

10月29日(木):休診

10月30日(金):4時半まで

松茸を頂いた!!


 親父は生前、一日おきに実家からチト離れた辰野町川島という部落に診療に通っていた。今では交通の便がよく、車を使えばすく行ける場所。当時は信じられないが無医村で、へき地診療をやっていたわけだ。また近くに川島小学校があり、そこの児童たちの検診もやっていた。修学旅行のときは、校医としていっしょに付いて行った。のどかな時代だったなあ。私が中学へ入った時、川島小学校の子どもたちはスクールバスでやってきた。そこの仲間は皆、親父のことを知っていた。何だか誇らしかった反面、恥ずかしかったなあ。

 その地区の患者さんは親切で、よく畑で採れた野菜を親父のところへ持ってきた。そして、この時期になると松茸を頂いた。川島地区は松茸の取れる場所があり、当時の私は松茸は、好きな人が取りに行き、それを知り合いにおすそ分けするものだと思っていた。なので、松茸を買うなんていうイメージは全くなかったし、値段が高いなんて言うことも知らなかった。のんきなもんだ。大きくなって当然と思っていた松茸が、実は高級食材ということを知った。

 つい先ごろ、韓国へ単身赴任をしている方から韓国産の松茸を頂いた。たまたまかも知れないが細見で独特の臭いも少なかった。その二日後、実家から松茸が送られてきた。聞くところによると、川島地区の方が、今年は豊作とかで、それも売り物にならない松茸ということで実家へ安い値段で持ってきたそうだ。余りにも量が多く、実家も困っちゃって、親戚等に分けて、そして拙宅へも送ってきたわけだ。拙宅では実家に習い、すき焼きにして、そこへ松茸を入れて食べた。美味いなあ。それでも余ってしまった。

 近々恒例の町内会一泊旅行がある。メンバーは9人。運転手を入れて10人乗りのバス。毎年、メンバーの一人が朝飯のおにぎりを差し入れてくれる。そこで今回は松茸おにぎりにしてもらおうと持っていった。ところがあまりにもりっぱな松茸にびっくりした。その家の方もこの時期、松茸狩りが趣味で、たまに小さいのを頂くことがある。当地では、その大きさは取れないとか。

 秋の味覚だなあ。コリコリした食感。子どもの時から食べ慣れてはいるが、どうもイマイチわからない味だ。大人になればわかると思ったが、味覚は子供の頃と変わらない。その点、酒類は大人になってその美味さがわかってきた。

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「待合室の手拭い」  三遊亭歌之介


 熱狂的なファンを持っている三遊亭歌之介。九州では大人気の落語家。東京でも人気が出てきたようだ。

 この落語家を知ったのは、都内の勉強会。講師がスライドを映し、その中に一瞬落語家の写真が写った。どういうわけでその写真を入れたかは覚えていないが、そのスライドが気になって、終了後講師に質問に行った。本来ならばその講演についての質問が多いのだが、私はその講演内容は全く覚えておらず、その落語家のことしか頭になかった。

 講師は後で調べたら大学の大先輩。先ごろ亡くなったという訃報連絡が同窓会会報に載ったばかり。その講師が住所を教えてくれて、おもしろいテープがあるぞと言われた。さっそく連絡をしたら、すぐテープが送られてきた。歌之介の落語テープ。ほとんどが漫談。そこへ落語が数本入っていた。今思えば綾小路きみまろがサービスエリアでバス旅行者に自身のデモテープをあげて、それに発端で大人気漫談家になった。それと同じかしら。

 九州訛りの漫談に近い落語。落語も何だか訛っている。最初はなんだこりゃという感じだったが、聞いているうちに面白いんだなあ。さっそく拙宅の落語会へ呼んだ。正直、どんな落語家かわからなかった。当時はビデオも撮っていた。笑った笑った。そのビデオを用事で来られなかった世話人に見せたらナマを聴きたかったと残念がっていた。

 テープにおもしろいネタがあったので、あるところでパクッて私が落語のマクラでしゃべった。それを聞いていた方が後日、拙宅へ訪ねてきた。あのネタを何で知っているのかと言われたので、パクリと言っておいた。その方は九州出身で、当時地元で聴いたとか。今は娘が住んでいる当地に越してきたと言っていた。今度当寄席に本物が来演すると言ったら、ぜひ会わせてほしいといわれた。開演前にその方と歌之介が会った。感激していたなあ。これで寄席矢島亭の客が一人増えたと思ったら、それから2か月後、心筋梗塞で亡くなった。無念だったろうなあ。

 その後、歯科大手の材料商社主催の勉強会に歌之介が来て、講演。また、九州の飛行場の売店には歌之介のCD等が売られている。一昨年鹿児島へ行ったとき、空港内の売店で見た。歌之介自身は鹿児島県出身。2度めに来演したとき、弟子を取り、その苦労話をしてくれた。最初内弟子で一緒に住んだが、家内の猛反対で通いにしてもらったそうだ。

 とまあ、こんことをアホブログの載せようと思っていたら、読売新聞の「編集手帳」に歌之介のことが載っていた。日歯献金事件のことも、、、、トホホ。手拭いといっしょに載せますね。

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