ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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バウムクーヘンの思い出


 上記のお菓子を見ると50年前のことを思い出す。親父の学生時代の友人夫妻が車で実家へやってきた。横浜在住の方。その方は自宅へ泊まり、帰って行った。しばらくして、お礼の品物が届いた。届けられたのは上記のお菓子と生ハム。その後、数回来宅したかしら。そのたびに同じ品物が後日届いた。さすが横浜、しゃれたものがあるなあと思った次第。

 今、バウムクーヘンなんてどこにでもあり、珍しくもなんともないが、当時は珍しかった。ちと大げさかもしれないが、世の中にこんなおいしいお菓子があったのかしら、、、そして生ハムも美味かった。

 卒業後、大学へ残った。大先輩たちが、大学病院へ診療を見学にやってくる。その中の一人が親父の友人だった。勉強熱心な先生で、私の診療を側でじっと見学していた。別に私の治療がすばらしいからというわけではない。当時の最新の治療技術を学びにきたわけだ。

 その後、横浜のその先生の自宅へ招かれて夕飯をおごちそうになり、どういうわけか、泊まる羽目になった。そして将来どうするんだと聞かれた。私としては別にそんな大それたことは考えておらず、どうしましょうかと適当に答えておいた。だったらウチの診療室で働かないかと、、、、その先生には子供がいない。盛業中の歯科医院を私にまかせたいという話になった。死んだ親父も喜ぶぞと、、いや弱ったなあ、、、あいまいに答えておいた。帰るとき、奥様お手製のお弁当まで持たせてくれた。

 その後、母親のたっての願いで私の結婚式には招待して、乾杯のご発声をお願いした。そのとき、亡くなった親父の話をしてくれた。数年後、私は当地で開業した。その後、その先生の訃報連絡があった。実家の母親もびっくり。母親から頼まれたお香典を持って、何年かぶりにその先生の家に行った。奥様が気丈に振る舞っていた。

 友人たちの結婚式が続き、当時はフランス料理。そこへ生ハムを載せたメロンがでた。瞬間的にその先生を思い出した。そして今ではバウムクーヘンを見るたびに、その勉強熱心な親父の友人の先生を思い出す。

待合室の手拭い  春風亭一之輔


 毎年真打は入門順に昇格。でも二つ目で実力者や、人気者は抜擢されて先輩二つ目を飛び越えて真打昇進する。上記の落語家もそのうちの一人。

 拙宅へ初めて来たのは師匠、春風亭一朝独演会の時。弟子としていっしょにやって来た。当時二つ目だったが、落語はとにかく上手かったなあという感じがした。しかし、一朝の影に隠れていて、あまり記憶にない。その後、大抜擢されるとは当時は想像もしなかった。

 拙宅での打ち上げでは気配りの二つ目という感じが残っている。いっしょにやってくる弟子でも気配りの出来る弟子もいれば、師匠そっちのけで食べて飲んでばかりの弟子もいる。主催者にさりげなく気を遣う弟子は将来有望。

 週刊誌にエッセイを載せている。文春かな。今は終了したが、以前テレビで、不良老人と言われている坂崎さん、確かアルフィーの坂崎さんのおじさんだったっけ、古典酒場?の女性編集長、名前度忘れ、NHKドラマ、デザイナーズベビー?の妊婦刑事の旦那役の方。そして春風亭一之輔が交代で、毎週ゲストを交えて3人で飲み歩く番組。おもしろかったなあ。一之輔は酔ってくると目が座ってくる。まあ、それも楽しみの一つ。終了が残念。

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