ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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お知らせ

芸人の手拭い 林家正蔵


 当代正蔵である。襲名当時はこぶ平といってしまったが、最近は正蔵といえるようになった。当寄席矢島亭にも出演。襲名後のもっとも忙しい時期に来演した。

 最初いつものように手紙を書いて出演依頼。本人から日程が合わないと電話が来た。いつごろなら空くかと聞いたら、1年後と言われた。1年経って再度お声を掛けたら覚えていて来演。演目は「読書の時間」これは桂三枝の創作落語。初めて聴いた落語なので世話人の一人が誰が作ったのかと聞いたら先の名前を出した。2席目は「新聞記事」 とにかく口調がいいという感じがしたっけ。これは強み。弟子はたけ平を連れてきた。このあとテレビ局で正月特番の収録があるとかで、拙宅でお茶だけ飲んですぐ帰った。お土産に弁当を持たして車内で食べてもらうことにした。その弁当は世話人と拙宅で打ち上げをする同じモノ。フタを開けてインド人もびっくり。セコイ弁当。たぶん食通の正蔵も驚いたかも。

 落語会が終わると演者からお礼の通知が来る。普通は、、、まあ、中にはウントモスントモ言わない落語家もいるが、、、正蔵は全部自分で電話をしてきた。さすが芸人一家に育ったので、基本的な礼儀はある。昨年の暮れに浅草演芸ホールへ行った。正蔵が代演になっていた。正蔵に限らず、かなりの落語家が代演。まあ、土曜日だったので他の仕事を優先したのかしら、、、そのことを年賀状に書いたら、後日すみませんと返事が来たっけ。

 先代の正蔵は晩年彦六になったトンガリの正蔵。その前は初代林家三平の父上が正蔵を名乗っていた。その名前は本来息子の初代三平が継ぐ予定だったが、トンガリの正蔵が一代限りということで借りたという話。義理堅い正蔵は晩年海老名家に正蔵を返し、彦六と名乗った。その正蔵は稲荷町の長屋に住んでいた。学生時代に訪れたことがある。本名の岡本義という表札もかかっていた。中から弟子が出てきたっけ。顔は覚えているが名前度忘れ。その2件となりにも芸人が住んでいた。あの長屋はもうない。あの彦六になって亡くなったときは、献体をした。

 現正蔵は本人も言っていたが、アドリブが苦手とか。弟子に対しては厳しかった記憶がある。拙宅でも、、、来演する前、宇都宮で正蔵独演会を聴いた。当時は襲名前でこぶ平のとき。弟子もやってきた。その弟子のことを聞いたら辞めたといっていた。

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