簡易手すりをご用意しました
レントゲン室からガシャンという音。はて何だろう。歯のレントゲンを撮るとき、備え付けの椅子に座ってもらう。そして外からスイッチを押す。歯のレントゲンを取るとき、従業員が重いエプロンを患者さんにかける。それは開業当初から徹底している。
そのエプロンは従業員がすぐ患者さんにかけられるように、レントゲン機械の脇に用意してある。簡易ハンガー立につるしてある。その簡易ハンガー立は地元の量販店で買った。20年以上も前のこと。その簡易ハンガー立が倒れた音だった。
原因は患者さんが椅子に座って歯のレントゲンを撮り、立ち上がろうとして、その簡易ハンガー立を手すり替わりにつかんだので、もともとキャシャなハンガー立が倒れてしまったということ。患者さんは恐縮していたが、その場面を見て、申し訳なさでいっぱいだった。なんで気が付かなかったんだろう。もうそのレントゲン機械は星の数ほどの患者さんが利用している。撮り終えたら従業員が鉛エプロンを外し、患者さんが立ち上がって部屋から出てくる。その場で立ち上がるのは当然のことで考えもしなかった。でもお身体が不自由で立ち上がるのに苦労している方もいるはずだ。やっと気が付いた次第。他の場所は手すりを付けてある。これもある患者さんからの指摘で、すぐ工事に取り掛かった。トイレも数年前、やっと和式から洋式に治した。レントゲン室の中は盲点。笑点ではない。しゃれてる場合か、、、
レントゲン室の壁に手すりは付けられない。壁が石膏ボード。簡易手すりを探した。先週の日曜日に量販店巡り。そのての介護用品は用意してないとの事。介護用品専門店は休みだし、、、インターネットで調べたらあった。それが写真の手すり。アマゾンはすごい。日曜日の夜6時に注文。月曜日の7時ごろにもう届いた。値段は6800円くらい。
でもまだ手すりのない場所がある。玄関へ登る数段の階段。どうやって手すりをつけるか、、、思案中。開業当初はバリアフリーなんて考えもしなかった。今はそれが当たり前。車いすの方にはスロープをご用意している。
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