テストパターン
- 2012年03月16日
- ごじゃっぺ高座
実家で初めてテレビを買ったのはいつだったろう。昭和35年ごろかしら。辰野駅近くにある「広島電気」から買った。今もその店はあるのかな。実家はよくそこから電化製品を買った。初めて家にテレビが届いて、最初に映った画面はテストパターン。夜中とか、放送していない時間にテストパターンが映る。見ると懐かしい。でも地デジになってから夜中のテレビは見てないので今はどうだろう。
さて、そのテストパターンだが、買ったばかりだからそういった画面が映るとずっと信じていた。そのうちにテレビが慣れて来ると番組が映る。家族も同じように思っていたかもしれない。テレビが届いた時間は午後3時ごろだったと思う。長野県は当時NHKとSBCの2局しか入らなかった。それも昼間はずっと番組があるかというと、放送していない時間があった。その時間にテストパターンが流れる。その時間にテレビを設置したので最初にそれが映ったわけだ。そのことを知ったのは10年くらい後になってからだ。
隣近所からもテレビを見に来ていた。そのうちに普及して懐かしい風景は無くなった。のどかな時代だったと思う。
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