空腹は、、、
- 2012年03月07日
- ごじゃっぺ高座
小さいころの話。親父といっしょに汽車の中で、場所は忘れたが駅弁を食べた。フタの裏に付いているご飯粒をとってから、弁当を食べ始める。あのワクワク感は今でも覚えている。余りのおいしさに「父ちゃん、なんで駅弁っておいしいんだろう」と言ったら、「腹が空いているからだよ」と言われた。今思えばしょうもない返答だったかもしれないが、やけに記憶に残ったなあ。核心に触れている。
新幹線はよく利用する。那須塩原から東京まではあっという間。駅弁なんてここ何十年も食べたことがない。食事時に新幹線に乗っても、東京で食べることにしている。私の行きつけは、八重洲地下街の「てんや」 いつも天ぷら定食を注文する。ところが、最近、定食は2時過ぎからに変わっていた。混んでいる昼飯時に場所を取るからかしら。
那須塩原へ帰ってくる時、東京駅で駅弁を買う人が多い。そして発車するまで待っている。動き出すといっせいに食べ始める。プーンと臭ってくるからわかる。これは見ていて面白い。そういう私も、地元では売っていない東京新聞を買ってから、新幹線に乗り込む。そして発車まで読まない。人のことは言えない。
スーパーの総菜売り場の弁当をたまに食べる。美味しく展示してあるが、実際はそれほどでもない。ホットモットの弁当もたまに食べる。利用する人が多いなあ。でも中見は皆同じ。揚げものばかり。弁当には浪漫がある。そしてカロリーもある。気をつけよう。
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