県歌
- 2012年02月29日
- ごじゃっぺ高座
私の故郷、長野県には「信濃の国」という有名は県歌がある。小さいころから叩きこまれてきたので、長野県人ならだれでも歌えると思う。そんな話を当地でしたら、栃木県にもあるぞと反論された。聞いたことないなあ。どこの県にもあるよというレベルかしら。
その昔、薬師寺の管長、高田好胤師が来県し、各所で講演をしたそうだ。で、お礼に会場に集まった市民が「信濃の国」を歌ったら、ある場所で、もういい、聞き飽きたからといったそうな。わかるなあ、その気持ち。でも長野県人には染みついている歌なのですよ。
長野オリンピックの入場行進を見ていた時、最期の日本選手団の入場音楽は「信濃の国」だった。何だか胸がいっぱいになった記憶がある。母親が「信濃の国」の歌詞が載っている掛け軸を送ってくれた。飯田出身の寄席文字書家の橘左近が拙宅へ来た時、その掛け軸を見て、さすが長野県人といったことを覚えている。
町内会の花見の宴会カラオケの時、いつぞや「信濃の国」を歌ったことがある。これが有名な歌かという顔をして聞いてくれた。しばらくして歌いながら会場を見たら、皆白けていた。長いのですよ。途中4番は節が変わるし、、、もうカラオケでは歌わないことにした。
故郷の歌で有名なのは、博多の「祝唄」もそうだ。博多での後輩の結婚式に呼ばれた時、初めて聞いた。地元出身者は全員歌える。その後輩の2回目の結婚式でも聞いた。3回目の時は、都内のレストラン。その時は歌わなかったなあ。
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