ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

ユルサン、、、?


 小学校の頃だったと思う。親父に世界名作少年少女漫画全集を買ってもらった。全巻そろえたわけではないが、一冊目は親父の推薦で野口英世、今思えばわかる気がする。そのことはいずれ書こう。その後、たまに買ってもらい、一休さんという本も買ってもらった。その中に、子坊主同士が喧嘩をして、一人の子坊主のセリフ「ゆるさん」という吹き出しが載っていた。あれ、漫画のしゃべることを吹き出しでいいのかしら。元々読解力のない私は、そのひらがなの「ゆるさん」を、いまでいう「お前の母さん、でべそ」という文句と同格と思った。さっそく使ってみようと思った。ある時、川を挟んで、隣町のガキどもと悪口合戦になった。いよいよ私の順番になり、大きな声で「ゆるさん」と言ってやった。なぜか相手側とこちら側のガキどもが一瞬シラーっとなった。要するに意味不明。私も何でだろうと思い、また読み直したら「許さん」という表現だったのだ。それを考えもなく使ってしまい、相変わらずそそっかしいのは今も治ってない。

 当時の少年マガジンに「チャンピオン太」(ふとし)というプロレス漫画が載っていた。ある場面で力道山が、太にガウンとシューズをあげた。相変わらず読解力のない私は、新しい靴のことを「ガウントシューズ」と思っていた。ある日新しい靴を買ってもらい、母親にいい「ガウントシューズ」だねと言ったら、ガウンとシューズは違うと訂正してくれた。

 当時ブームだったもうひとつのプロレス漫画で覚えているのは、力道山の試合後に観客の一人が突然リングに上がり試合を申し込んだ。力道山が困った顔をしていたら、豊登が、「おい、力道山、こんな小僧おれ一人で充分だ」とかなんとか言って、その観客と対戦した。その観客が必殺ワザ、「この葉落とし」を出した。ワザにかかった豊登はしばらく宙に舞い、落ちて来なかった。観客たちが浮かんでいると叫んでいた。そして頭から落ちて来た。その場面、漫画といえどもウソはだめだなあ。

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