開くもんだ
- 2012年02月07日
- ごじゃっぺ高座
数年前、農協共済組合に頼まれて、組合員向けのいい加減な歯科講話をした。予想に反して、人が集まらずお土産の山菜瓶詰めセットがいっぱい余ってしまい、いくつかもらってきた。それっきりその存在を忘れてしまった。
思い出して食べようとしたら、何をしてもフタが開かない。暖めたり、またお絞りで開けようとしたり、摩擦力の出るフタ開けグッズで挑戦しても開かない。若いころなら、馬鹿力でなんとかするが、この歳で馬鹿力を出すと手首を骨折してしまう。きっとフタにアロンアルファでも付いていたのかなと思った次第。
当寄席の筆頭世話人である駅前の大吉屋文具店でそんなような話をしたら、そこまでやってだめなら、最期の手段で、フタを叩いたらとアドバイス。さっそくやってみたらすぐ開いた。もうひとつの瓶詰は開かない。そんなにうまくはいかないか。今度はきつく叩いたらすぐ開いた。いままでの手首が折れそうな苦労は一体何だったろう。
最初に開いた日光唐辛子漬を食べた。辛い。辛い。辛い。血圧上がっちゃうよ。汗が出て来た。でも後を引くんだなあ。もう一つは五目茸煮っていうのかしら。食べるのが楽しみ。
お分け前、有難う御座いました。私は最後の手段として、包丁で峰打ちのように金属のフタの角を360度繰り返し軽く叩きます。ちなみにその時「ダイジョブダ~」と念じますとリズムが出て幾分楽に開くような気がしないでも有りません。たいそうな知恵でもありませんね…。とにかく、骨を折らず開いてよかったです。奥様にも感謝です。
九州か北海道の方かと思ったらすぐ近所。そうだよね。そんな遠くまでおすそわけできないもん。
コメント有難うございます。なお、初めて読んだ方にいっておきますが、これは巷で問題となっているヤラセメールではありませんので、お含みおき願います。
明日にでも届いたかどうか、確認に伺いますってか。