恐怖の、、、
- 2012年02月02日
- ごじゃっぺ高座
あとは怖くて書けない。思い出しちゃうよ。先ごろ新聞の広告欄に昔のテレビドラマのDVDが載った。その中のひとつが「恐怖のミイラ」怖かったなあ。発掘したミイラが動き出し、暴れる。それをいまでいう機動隊員といおうか、自衛隊員が取り押さえるがバッタバッタとやられる。よく煙幕を投げたっけ。それにしても学校で恐怖のミイラごっこをやり、ガキ大将がミイラ、機動隊員役が我々。ちょうど小学校1年生の頃だったと思う。第一回目は茶の間に家族が集まり、みんなで見た記憶がある。確か火曜日の7時半だったかな。雰囲気をだそうと兄が電気を消して暗くして見た記憶がある。私は茶の間の隣の部屋で両親と寝ていたので、そのテレビの放映中は茶の間にいるしかなく、ずっと母親に抱きっついていた。毎週家族で見たが、私はずっと見ないように抱きっついていた。12回ぐらいで終わったかしら。終わってホッとした記憶がる。もうそのテレビが始まってから、夢にミイラが出てきて、トラウマ。寝る前に今日はミイラの夢を見ないようにとマジで祈ってから寝た。しばらくあのおまじないはやっていたが、いつ頃から止めたんだろう。まあ、それはともかく、あの出だしの音楽と映像は今でも心に残っている。
何かの本の中にミイラという単語が出ると、その当時を思い出す。落語にも、名作「木乃伊取り」というのがある。中身はミイラの話ではないが、どうもタイトルからして好きになれないなあ。
医者、歯医者になるには授業で、似たような体験をせざるを得ない。子どもたちもその方面に進んだが、その似たような実習をしても、別に話題にもならない。慣れちゃうんだなあ。
上野にある国立科学博物館にもミイラが展示してある。何度か見に行ったことがある。何年か前、都内のどこかで場所は忘れたが、人体標本展があり、それも見に行ったっけ。高い説明書も買った。その標本はプラスチックで加工して、それを輪切りにして展示。先ごろその展示は死者の尊厳にかかわるということで法律違反と訴えた人がいたそうだ。
そんな怖がりテレビこそ、放送倫理委員会で規制すべきだと思う。あの番組から子どもたちは一人でトイレに行けなくなったんだから、、、俺だけか。でもあんなに怖がっていたミイラ、大人になって興味が出て来た。私って変かしら。
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