隣のボヤ騒ぎ
- 2016年12月13日
- ごじゃっぺ高座
仕事開始前のこと。従業員が火事だと知らせてきた。外注の技工士さんが見つけ、それを従業員に行って私に連絡。場所は隣。
出たら通りがかりの車の女性が降りてどうしようどうしようと、、、隣は3階建て。その2階の換気扇が煙がもくもくと、、、時たま火が出て、、、こりゃ住人は煙に巻かれて倒れているのかなととっさの判断で、白衣のまま、その家の玄関のドアを開けた。その家の住人はよく知っているし、普段どこで生活をしているかも知っている。2階は台所。もう中は煙で充満していると思ったら、全く何ともない。大声で住人を呼んだら一階奥の部屋から出てきた。訳を話したら慌てて2階へ行った。降りてこない。こりゃてっきり煙にまかれているかなと思い。今度は2階へ向かって声をかけた。しばらくして消えたからといって降りてきた。
よかったよかった。外へ出たら先ほど女性が119番云々と心配していた。向こう隣りの住人が119番へもう通報したと大声で私に言った。家内は家から30年以上も前に買った消火器を持ってくるし、、、そこで考えた。だって消えたんだから、、、オオゴトにしてはいけない、、、
でもそれは大きな間違い。躊躇してはいけない。すぐ119番へ連絡しないと、、、くすぶって再延焼の恐れがある。消防車が狭い路地へ3台。近くの広い4号線に2台待機していたとか、、、合計5台。そして3時間ぐらい止まっていて帰って行った。完全鎮火の確認をしたんだろう。拙宅の駐車場も消防車。消防署の方が停めていいかと挨拶に来た。もちろんOK。ついでに私の行動も聞かれた。隣では119番をした方が警察官が1時間ぐらい聞かれたとか、、、
原因はオーブントースターのコードがグルグル巻きしてあり、熱を持って発火。元々その家はゴミ屋敷。といっても世間の生ごみを持ってきてのゴミ屋敷ではない。新聞とか本とか、片つけられない方。それが倉庫からはみ出て山積み。近くの親戚が再々注意していたが、聞き入れなかったようだ。火を点けられたどうするんだと言ったら、その前に車も燃やされると反論されたとか。自分の家から火を出しちゃあシャレにならない。
素直になったらしく、親戚のいうことを聞き、ゴミ収集車が後日来てまあ、出すわ出すわ。それも想定外の費用がかかったらしい。
隣の住人は全く普通の方。テレビによく出るおかしなゴミ屋敷住人とは違う。家の中は足の踏み場がないほど物であふれていた。今はすっきりしたようだ。
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