待合室の手拭い 橘家円太郎
- 2016年03月15日
- ごじゃっぺ高座
春風亭小朝の一番弟子。円太郎になるまでは「あさり」という名前であった。真打昇進の時、ハマグリと名を変えろと小朝から言われたようだが、それは勘弁してくれと言って、上記の名前になった。一人真打で、披露興行40日間はずっと師匠の小朝が付いて回ったエピソードがある。当時人気絶頂の小朝も、落語協会会長小さんにいっしょについて回れと言われ、仕事を全部断ったとか。
この円太郎に初めて会ったのは、新宿御苑近くにある割烹「包丁人のおもてなし処 みやはら」 まあ、ようするに私の幼馴染のやっている店。都内在住の母校の大学後輩から電話。円太郎と飲むので、いい店を紹介してほしいと、、、ついては先輩もいっしょにと、、、、
聞くところによると、その後輩のところに出身高校の名簿が届いたそうだ。パラパラ開いていたら、その中に職業落語家という名前を発見。すぐ円太郎に連絡、、、まあ、考えて見れば後輩も大胆なことをやってのける。学生時代から少々変わってはいたが、、、
その店で3人で飲んだ。そのあと、拙宅の落語会に呼んだり、また隣町の落語イベントでも円太郎を紹介した。今年は栃木県鹿沼市にある浄土宗のお寺「雲龍寺」主催の檀家の集まりで円太郎に落語をやってもらうことになっている。期日は11月12日。そこのお寺では年に一度落語会を開いている。演者は毎年私が選んでいるが、円太郎には毎年お声を掛けているが、寄席のトリを務める時期と重なり、なかなか実現しなかった。今年は新年早々に連絡。やっと実現した次第。
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