ハーモニー寄席三人会
- 2016年02月02日
- ごじゃっぺ高座
1月31日(土)に那須野が原ハーモニーホールで上記の会があった。出演は三遊亭わん丈:寄合酒 三遊亭白鳥:ナースコール 柳家花緑:蜘蛛駕籠 中入り マギー司郎 笑福亭鶴光:試し酒
予定が付かず、チケットを買おうかどうか迷っていた時、新聞の招待券プレゼントの記事が載った。メールでもいいということで応募したら見事ゲット。
当日は大ホール半分の入り。このメンバーは私にとってはわん丈以外はみんな知っている。でも一般受けはどうだろう。この落語会に足を運ぶお客様はよっぼど通な客と見た。この田舎の会場にこれだけの人数が入るということは、寄席矢島亭ももっと入っていいはずだ。それには宣伝し、カラーチラシを配らないと、、、個人ではとても無理。
わん丈のマクラは面白かった。高校時代金髪で行ったら、先生に母親を呼べと言われ、親子で面談。母親も金髪。先生も頭に来て、お前はクズだと言ったら、母親も怒って、この子は家のホコリですと、、、本人もこれは創作と言っていた。ただマイクが響きすぎてイマイチ声が聞き取れなかったなあ。今回のお目当ては白鳥。知り合いの落語家も落語通の友人も白鳥は面白いと言っていた。みどりさんという看護師さんの噺。不覚にも寝てしまった。オチは何だろう。ストーリーも覚えていない。残念。噺家によっては私の胎内リズムと合致して眠くなる方がいる。白鳥もそのひとりか、、、祖父の小さんをマクラにして笑わせた花緑。ただ噺が私にとっては軽く感じられる。ナマも何度も聴いたが、感想は同じ。マギー司郎。この不思議な芸風は何だろう。わざと失敗して、、、これも作戦の内。一番笑ったかな。鶴光は現代版に直してところどころにギャグを入れて、、、鶴光は落語芸術協会に属している。昔の深夜放送のイメージではなく、古典落語もしっかりできる。何年か前、拙宅の寄席へ来た時もサービス精神旺盛で面白いことばかり言っていたことを思い出す。
隣の席のおじさんが大きな声で何度も笑っていた。笑うことはいいことだ。どうも私は斜に構えてしまい素直に笑えない。いかんなあ。そのおじさんが羨ましい。
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