うとうと峠
- 2015年05月15日
- ごじゃっぺ高座
塩尻から辰野方面へ抜ける峠の名前を善知鳥と書いてうとうと読む。恥ずかしながらこの漢字を知ったのは先月のみどりの日。車で実家へ帰ったときのこと。長野自動車道を使うと、塩尻インターで降りて、一般道で辰野へ向かう。途中通る峠の名前の漢字。
いっしょに乗っていた家人に、あの字は何て読むんだろうと聞かれた。それがぜんちどり、、、ではなくて善知鳥と書いてうとうと読む、、、、。峠の名前は知っていたが、漢字を初めて知った次第。じゃあ、塩尻峠はどこにあるんだろうと実家の者に聞いたら、塩尻から岡谷へ抜ける峠だと言われた。塩尻から辰野へ抜ける道を塩尻峠、別名うとう峠と覚えていた。どうも昔からいい加減なところがある。ついでに高遠から茅野へ抜ける峠をつえつき峠という、、、と思ったなあ。
善知鳥だが、先ごろ読んだビッグコミックの中に、太田和彦氏の書いた酒屋の名前が善知鳥だった。すごい偶然。
そのうとう峠だが、子どもの頃、どうも今でもそうだが、理解力に欠けていて、ウトウト峠と覚えていた。親父の運転で確か松本方面へ買い物に行き、帰りにその峠を通った。親父はうとう峠通過中とか、何とか言ったかもしれないが、私が今、ウトウト峠だねと真面目な顔で答えた。車内大爆笑。この峠はゆっくり走るから眠くなるんだなと親父がすかさず答えた。のどかな時代だったし、私もかわいらしい純真な子どもだったんだなあ、、、ってか。
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