矢島姓の当屋
- 2015年05月01日
- ごじゃっぺ高座
14年振りに実家に当屋が回ってきた。当屋とは広辞苑で調べると、頭屋とも書く。部落の祭礼の神事宿。またその家の主人。古くは世襲であったが、限られた家だけで交替しているところが多い。このように広辞苑には載っていた。
このお祭りには毎年記録帖があり、過去に出席した方の名前、どこでやったとか、会費とか、また新しく入会した方とか、、、直会の前に協議事項がある場合は話し合いをする。その結果も書いてある。料理は食べられる分だけ作ろうということも書いてあった。
昔は当屋が、全部宴会料理を作りふるまったそうだ。今もそうやっている地域がある。矢島姓の祭りは大変なので料亭で行う。先ごろの矢島姓の祭りでの協議事項は、榊をどこで調達するかという話。ヒイラギでもいいんではないかという話になった。矢島姓のお仲間には元学校の先生が数人いて、それも皆さん国語の先生。全員校長で定年。もう長老の部類。かくしゃくとしている。
当家という表現で記録帖には載っている。実家の兄が調べたら当屋が正式の書き方ということがわかった。国語の先生たちもそこまでは気が付かなかったようだ。
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