泉福寺寄席を聴いてきた
- 2015年04月06日
- ごじゃっぺ高座
3日(金)の読売新聞栃木版の中の催し物案内に上記の落語会のことが載っていた。県内には拙宅主催の落語会も含めて各地で行われている。でも実態はどうなんだろう。今回初めて知った寄席。場所は日光市。というわけで行ってきた。この泉福という名前だが学生時代の九州の悪友と同じだよ。久しぶりに同級生の名前を思い出した。
場所は日光市猪倉、、、てどこにあるんだろう。栃木県の地図で調べたら日光市の宇都宮寄りにお寺の名前が載っていた。当日お寺へ電話したら、高速のICを教えてくれた。とても感じの良い方。奥様かしら、、、大沢ICで降りたほうが便利とのこと。
カーナビにセットして一般道で行ってみた。途中からは初めて通る道。細い道を上がっていくとお寺があった。拙宅から1時間10分。駐車場も完備。40分前に着いたのだが、お客様がどんどん入ってきた。本堂に高座。全部椅子席。お年寄りが多く、椅子がベストだな。8分の入り。なんと寄席矢島亭の常連客まで来ていてお互いびっくり。
年2回の落語会で今回で14回目。出演者は決まっていてで立川談幸、弟子の吉幸の二人。吉幸:子ほめ前座話だが上手、口調もいい。調べたら真打一歩手前の二つ目。談幸:粗忽のくぎ 中入り 談幸:二番煎じ そのときまさかのハプニング。噺の最中に客席から大きな声で、トイレに行くのですみませんと何度も言っているお婆さん。談幸は一時落語ストップ。お婆さんがトイレに行ったらまた続き。トイレから戻った婆さん。また大きな声ですみませんすみませんと客席に戻ってきた。黙って行動してほしかったなあ。周りの客たちはやさしい。
その後抽選会。色紙、手拭い、そしてご住職が気前よく、お供え物まで抽選会に出した。当たるかもしれないというドキドキ感。そうか、お客様はそういう感じで待っているんだ。
お客様は笑いに素直だった。これは何度も寄席を開いているので、常連客が鍛えられ、上質の客になって行ったと思う。コンパクトないい落語会であった。自分もお寺をお借りして寄席を開いている。いい勉強になった。だいたいやり方は同じだな。泉福寺は他にもいろんな行事をやっている。泉福寺の充実したHPをご確認願います。
なお春の寄席矢島亭は5月23日(土):柳家さん喬独演会です。
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