年金事務所へ行ってきた
- 2015年04月03日
- ごじゃっぺ高座
年金なんて遠い先のことかと思っていた。還暦になり、、、、自分では全く自覚してなく、常にアッパラパーで他人事と思っていた。以前年金問題で一騒動あった時も自分には関係ないやと思っていた。それがにわかに現実味を帯びてきた。
先ごろ私学共済から通知が届いた。共済年金が降りるそうだ。ゲゲゲ、私学共済とはなんぞや。患者さんのカルテを見ると私学共済と書かれている方がいる。教育関係の方。公立学校の教職員は別の保険証。
大学を卒業してしばらく大学に残った。最初の身分は特別研究性。要するにこいつはまだ使い物にならないので、もう少し大学で面倒をみてやろうという意味かしら。無休助手。しばらくして、いつまでも無休では気の毒なので大学で有給にしてくれた。無給より、無休があっている。学生時代は大学へお金を払っていた。授業料は合計でいったいいくら払ったんだろう。それを今度は大学からお金がもらえる。ようし今まで払った分を取り返してやろうと思った。そしてこともあろうに、学生たちに教えていた。この自分がですよ。私に教わった学生たちは気の毒、、、、でもこうやって私も今思えばいい加減な?先輩たちに臨床を教わってきたわけだ。でも数年で辞めて都内の診療所へ勤めた。
そのときの共済年金が降りるという通知。そういえば過去に何回かそういう通知が来ていた。全く無視していた。家人が全部取っておいてくれた。請求方法が複雑で、年金事務所へ行ったところ、丁寧に教えてくれた。61歳から支給とのこと。まあほんの数年なので雀の涙ほどの年金をもらえるらしい。まだ早いので65歳から欲しいと言ったら、金額は変わらないので、決まりで61歳からもらってほしいと言われた。
昨年実家の中学で還暦祝いの会に出席。同級生たちが定年の話をしていた。私には定年はない。でもこれでもしパタッと倒れたら、明日から収入ゼロだよ。歯医者の親父は49歳で亡くなった。一昨年亡くなった母親は子供たち3人をどうやって育てたんだろう。末っ子の私が中学3年になった日。4月1日は親父の命日でもあるし、母親の誕生日。不思議な取り合わせ。
親父の年齢以上に生きたわけだ。親父の残した寿命を兄弟で分け合ってがんばっているところです。年金はあてに出来ない。まだまだ働かないと、、、患者さんがいい迷惑か、、、
コメントを残す