ごじゃっぺ高座

　吉田類の酒場放浪記、またおんな酒場放浪記に出た本八幡駅２分のところにある「平ちゃん」へ土曜日の夜いった。途中、いろんな飲み屋を横目で見ながら目指すは「平ちゃん」。土曜日だけあってどこも混んでいた。ということはテレビに出た店なのでいっぱいだったら、他を探そうと、、、、

　入って拍子抜け。客は我々だけ。そして名物店長は休みでもう一人の従業員がカウンターに入っていた。名物「からくり巻」　売り切れ、じゃあ、「シメサバ」は、、、、売り切れ、、、「マグロ」は、、、売り切れ、、、いったい何があるのと聞いたら、貝類、、、私、その昔、貝に当たってひどい目にあったのですよ。でもたまたまだと思うので赤貝を注文。貝を取り出してきて、ガンガン叩いて貝を割っていました。新鮮。久しぶりに柳川。丸のままのドジョウ。うまかったなあ。あと、何を食べたんだっけ。忘れちゃったよ。ナマビールは無くて、瓶ビール。日本酒1合。これがいつまでも暖かだった。拙宅では電子レンジでチンして飲む。すぐ冷めるんだなあ。やはりお湯の中にとっくりごといれないと、、、

　吉田類さんは撮影中、端のカウンター席ではディレクターが飲んでいたとか。女性の万波さんは、本物は細いと言っていたなあ。終了後、また飲みに行ったそうな。

　次の日は神楽坂にある「継ぎ足しカレー」で有名な「クレド」　実を言うと在京時代、その店の前は数えきれないほど通ったのですよ。ところが当時は木のドアで、胡散臭く入れなかった思い出がある。

　数年前、フジテレビのノンフィクションで紹介されて思い出した店。その後、地域開発で店がビルの中に入り、現在に至っている。早稲田大学卒のご夫婦の経営。御主人は面白い人。とにかく話がかみ合わない。自分の世界で話している。どこから来たのかと聞かれたので、那須塩原と答えたら、その昔、塩原温泉へ行って、どこかの大学の合宿といっしょになったという話をしてくれた。混浴で、一人だけ女性マネージャー。で、お風呂はいっしょに入ったとか、、、すごいところだと、、、

　初めて食べる名物継ぎ足しカレーは美味かった。数種類のフライが乗っているトルコカレーも有名。在京時代、知っていれば頻繁に通ったのになあ。