君よ憤怒の河を渡れ
- 2015年01月30日
- ごじゃっぺ高座
先ごろテレビで放送した高倉健主演の映画。最初に見たのは確か昭和50年前後だったかしら。大学同級生3人と市川のどこかの映画館で見たと思う。その同級生の一人が「君よふんどしの河を渡れ」と何度も言っていたのを思い出す。
録画して久々に見た。正直稚拙なストーリー。検事である主人公の高倉健が、人混みの中で、ある女から「この人が強盗犯人です、また乱暴されました」と言われる。警察はすぐ捕まえて事情聴取。その女の言い分を警察が信じて犯人扱い。実際高倉健の住んでいる官舎へ行ったら、盗まれたものがあった。警察はやっぱりお前が犯人だと、、、、そこから高倉健が逃げて真犯人を探し出す。また逃げているときのBGMがギターのマヌケな音楽。全編それだなあ。たまに男性テノール歌手の歌。
中野良子が健さんを助ける。洞窟の中でのラブシーン。そこは覚えている。久しぶりに見たが、学生時代のあの感じは全くなかった。歳を取ったもんだ。この映画では中野良子が活躍する。私は紅さんといったほうが言いやすい。その昔、NHKテレビで天下御免というドラマの中で、紅(くれない)という役名で出演していた。従兄弟の子どもが当時紅さんといっていたので、今でも感化されて紅さんと言ってしまう。
ホテルの一室で中野良子が高倉健を匿う。そこへ刑事が一人でやってきて、犯人を出せというシーン。中野良子がバスルームを開けない。その場でバスローブを取って、下着になり、その下着をとっておっぱいのアップ。ありゃ吹き替えだな。それにしても中野良子の体型の吹き替え女優。そこだけ化膿姉妹や、小池栄子なみのおっぱいじゃあおかしいもんね。健さんが出てきて嫌なことをさせて申し訳ないと、、、その刑事は何を思ったか、健さんの探している男の入院場所を教えて立ち去る。
さてラストは真犯人を高倉健と刑事が二人で射殺。オイオイ。相手は一人の老人だし何も手出しは出来ない状態だよ。回りには警官はいないし、、、
まあ、痛快娯楽映画というところかしら、、、その「ふんどし」と言っていた友人だが、卒業後程なくして亡くなった。あの映画を見るとその友人も思い出す。
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