付け焼刃はなんとやら
- 2012年01月06日
- ごじゃっぺ高座
昔から付け焼刃は剥げ安いという文句は定番の落語のマクラ。普段もそういうことを言うのかしら。似たような光景を見て思い出した。
私の結婚式は都内のホテルで行った。それからそのホテルでは割引券をくれたので、子どもが小さいころよく利用した。今は子どもたちも大きくなり、また都内や近くに住んでいるので家族でホテルへ泊るなんていうことはない。またリニューアルして高級になったので、とてもおいそれと泊れるような値段ではなくなった。最近はそばを通って溜息をつくだけだ。そのホテルの正面玄関の前には、背の高い、かっこいいドアマンが立っていて挨拶とドアを開けてくれる。バスやタクシーが着くとすぐやってきて荷物の手伝い。見ていて粋なんだなあ。そのてきぱきとし姿がやけに記憶に残っている。
町内会旅行で那須温泉にいったときのことである。プールとか、バイキングが充実しているホテル。迎えのバスに乗って着いたら、東京のホテルと同じような背の高い、かっこいいドアマンがいて、挨拶をして荷物をロビーに運んでくれた。都内のホテルを思い出した。
一休みしてロビーに降りたらすごい光景をみた。先ほどのドアマンが帽子を取って、制服はそのままだが、タバコを吸いながらロビーを歩いていた。きっと休憩時間だったろう。廻りのホテルマンも当然というような顔をしていた。
中国の遊園地でぬいぐるみを着てパレードがあったそうだ。開始時間まで同じ場所でぬいぐるみを半分取って休息している場面がテレビで流れた。ディズニーランドに行った時、ちょうど工事中のアトラクションがあって、囲いがしてあった。そこには楽しい絵が書いてあった。すごいなあと思ったのは、その工事現場で働いている作業員を見なかったこと。ヘルメットをかぶって缶コーヒーを持ちながら歩く姿はディズニーランドにはない。徹底しているなあ。
サービスの質、今後サービス業でなくとも注目されてくるのでしょうね。
私も私にしか出来ないサービスを提供していけるよう頑張ります。
ディズニーランドで工事を請け負った友人がおり話を聞いたところ、工事は閉園後に行うようです。夢の世界では現実を見せないのですね。
あ、お金だけは夢の世界も現実も変わらないようですが・・・。