身代わり社だったのか
- 2012年01月05日
- ごじゃっぺ高座
神棚の載せてあったお社が先の地震で落ちてバラバラになった。その残骸をゴミの日に一時期出そうと思ったが、バチが当たると思い、まとめて部屋の隅に置いておいた。この正月に西那須野町にある乃木神社へ初もうでを兼ねて、そのバラバラのお社を持って行った。古いお札や、お守りを預かる場所があり、賽銭箱にお金を入れて処分をお願いした。
そうか、このバラバラ社は、地震で家の身代わりになったのか。このお社は開業した年の10月31日が確か日曜日で、ホームセンターで買ってきたと思う。開業当初、患者さんが順調に増えたたが、9月に入ってピタッと来なくなった。こりゃ嫌われたかなと思っていた。家を建てた時、神棚も作ってもらった。これは建築会社のサービスとか。肝心のお社がなく、上記の日にやっと設置した。そしたら11月1日にドドドと患者さんがやってきた。不思議なこともあるもんだと思った。
後日、当地で開業するまで勤務していた都内の院長からご機嫌伺いの電話があり、そのお社の話をしたら、大事にした方がいいよと言われた。今でも朝、毎日榊の水を交換し、神棚に手を合わせている。心配してくれた院長も一昨年亡くなった。喜んでくれたことを覚えている。
バラバラになったので新しいお社をすぐ買ってきて祭っている。その神棚には実家のマネをして、車のキーと免許証を置いてある。子どもたちが通知表をもらった時、神棚に置いた。これはご利益がなかったなあ。
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