ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

先代林家正蔵のエピソード新発見


笑点の木久翁の師匠でもあるトンガリの正蔵のエピソードは有名。こぶ平の今の正蔵ではない。在京時代、正蔵の家に行ったことがある。稲荷町にある長屋。本名岡本義という。表札が本名と林家と二つ下がっていた。今の金馬のカバン持ちの真似事をした学生時代、その金馬からもトンガリといわれたことがあった。頑固者という意味かしら。

正蔵はシャレものでコーヒー大好き。また弟子たちが集まると牛めしをふるまったそうだ。有名な楽屋話がある。正月が過ぎ、楽屋の餅にカビが生えていた。若手たちが何でカビが生えたんだろうと話していたら、正蔵曰く、早く食わないからだ、、、

正蔵が膝の調子が悪く、医者に行ったときのこと。医者が師匠、この膝は歳だから、、、と言ったそうな。そしたら、もう片方の膝も同じ歳ですがねえ、、、と。これらは有名は話。もう一つ思い出した。定期を持っており、寄席に行くときしか使わなかったとか。

先ごろ、矢野誠一氏の書いた「落語家の居場所」を読んだ。昔懐かしい落語家の思い出を書いてある。最後のところに、「林家正蔵の反骨精神」と題しておもしろいことが書いてあった。秋山安三郎という方が朝日新聞に「落語家も大勢いるが、文楽、志ん生、金馬、柳橋と、ここまで来ると次の指が折れない」と書いたことがある。読んだ正蔵が激怒して、「おまえさんの小指はリュウマチじゃねえかいッ」としたためたハガキを速達で秋山安三郎に送り付け、30数年とっていた「朝日新聞」をやめ、「赤旗」に切り替えたことがある。そのうちにまた朝日に戻ったそうだが、、、

 

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