不便ではなかった
- 2014年07月16日
- ごじゃっぺ高座
たしかBSでどこのチャンネルかは忘れた。新聞のタイトルに「神田川の下宿」何とかとあったのでさっそく録画。神田川のヒットはちょうど上京した時と同じ。あの音楽を聴く切なくなってくる。今でも私のカラオケナンバー。当時は同棲に憧れたなあ。幸か不幸か、そういう事態にならなかったのは、神様が止めてくれたのかもしれない。それ以前に相手がいなかった、、、って言わせんなよ。
私は神楽坂の学生寮。京間の4畳半。下宿には私と同じ大学生は一人もいなくて、法政、理科大、中央、早稲田、上智、青山等など。どうも私の大学の連中を見ているとお坊ちゃまが多く、この下宿人たちと比べると贅沢三昧。その四大の連中といっしょに青春時代を育ったので、何だか彼らの生活が身に付いてしまったようだ。夜な夜な各部屋へ集まり、飲み会。話す内容はくだらないことばかり、、、でも今思えば面白かったなあ。あの時代に戻りたい。
風呂なし、共同トイレ、まかない付き。そうだ、女子大生もいたっけ。当時はそれが当然だと思い、何とも感じなかった。BSの番組で、私と同じ世代で、同じ下宿生活を送ったというコメンテーター。若い女性コメンテーターに不便だったでしょうと聴かれたが、不便を感じなかったと答えていた。そりゃそうだよ。それが普通だと思ったもん。でも私より一世代前の方たちは、私らの時代の下宿を見て、贅沢してやがると思っているに違いない。でもいい時代だったと思う。
神田川の作詞者が出演。あの歌は女性の気持ちを表しているとか、、、、私もそう思って歌っている。もし間違いだったら教えて下さい。
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