水牛の味
- 2011年12月24日
- ごじゃっぺ高座
親父は生前、といっても40年以上も前の話、戦争中、軍隊で南方にいたと話してくれた。その時の食事のメニューはカレーが多かったそうだ。肉好きの私はなんの肉を使ったのか聞いたら、水牛とのこと。水牛ってどんな味?確か水っぽかったなあと話してくれたっけ。水牛だけにやはり、、、と信じてしまったが、今思えば親父特有のギャグだったかしら。
カレーは小さいころは苦手で、家族では私だけ別メニュー。母親は私だけにチキンライスを作ってくれた。兄弟で従兄弟の家に遊びに行った時だ。そこの従兄弟も多く、食事にはカレーを出してくれた。ところが私だけ食べられなくて、その代わりにおばさんがチキンライスを作ってくれた。その作っている後姿を今でも覚えている。悪いことをしちゃったなあ。
大きくなってカレーは食べられるが、外食の時はあまりカレーは食べない。でもとにかく時間がないというときは、カレー屋へ行って食べることがある。それなりにおいしい。私がまた食べたいというカレーがある。新宿中村屋のインドカリー。家族で新宿へ行った時などに食べる。上京した昭和48年から通算何回食べたことだろう。変わらない味。那須塩原市内にもインドカレー屋が何件か出来たが、中村屋と味が違うんだなあ。
話は変わるが、昨日HPのことを私のパソコンに登録してある方にアドレスにいっせいに送った。真っ先に返事が来たのは笑福亭鶴光師匠。頑張ってやとのこと。寄席矢島亭に来演したとき、師匠のブログに私の写真をのせてもらった。その時のコメントが「携帯買いなはれ」だって。私の美学で携帯はまだ持ってない。
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