せこい酔っぱらいめ!
- 2014年03月07日
- ごじゃっぺ高座
宇都宮で友人たちと飲んだ帰りのこと。新幹線に乗ろうとしたら、ホームを千鳥足で歩いている男がいた。かなり酔っぱらっているようだ。そこへ新幹線が到着。列は数人。下り新幹線は降りる乗客が多い。みんな降りるのを待ってから乗りこむ。当然のこと。必ず座れる。その酔っ払いは私達の隣の車両から乗り込んだ。だって次は終点那須塩原だよ。そこは指定席。誰も並んでいないし、ガラガラの車内。と思ったら、その車両から私の乗った自由席へやってきた。
久々にそういう光景を見た。子どもが小さかった時のことだ。指定席車両に並んでいた。私の前に一人のご老人。隣の車両は自由席でかなり並んでいる。電車が止まったら、そのお年寄りはすぐ乗り込み、隣の自由席車両に移動。子どもがその場面を見ていて、あのじいちゃんずるいねえと私にいった。
その酔っ払いは大声で携帯。廻りの客たちもあきれ返っていた。終点那須塩原で私はすぐ降りてホームの階段を下った。後ろのほうで、女性の悲鳴が聞こえた。先ほどの酔っ払いが階段でこけて、前の女性にかぶさったようだ。どちらもケガはなかったようだが、どこまでも迷惑をかける酔っ払い。かなりヘベレケでも、乗るとき、とっさに隣の車両に移動するという悪知恵はあるようだ。酔っていても無意識にそういう行動にでるということは、コヤツいつもやっているな。
まさに「生酔い本性違わず」ですね。