気分で移る風邪
- 2014年02月01日
- ごじゃっぺ高座
患者さんが風邪の治りかけと言って来院。聞くと家族全員が次々にかかっているとのこと。前回は熱がピークでキャンセル。で今回来院したわけだ。風邪っていうもんは人に移せば治るよとボケをかましたら、そうだねと笑っていた。
思い出すことがある。上京し学生寮に住んだ。一年後の春休み、寮に戻ったら、おばさんが私の高校の後輩が入ったよと教えてくれた。どうも都内で暮らしている先輩に頼んだら、私の寮を紹介してくれた。ほどなくして後輩がやってきた。
彼は3畳間に住んだ。慣れない生活からか熱を出し寝込んでしまった。心配し、部屋へ行き、何か欲しい物はないかと聞いたら、自動販売機のリンゴジュースが飲みたいと言った。二人でよく行く風呂屋の途中に売っている。お安いもんだということで買いに行くことにした。彼の部屋を出たら何だかノドが痛いのですよ。ありゃ移ったかな?それからどんどんノドが痛くなり、、、結局健康だった私が風邪をひいてしまった。彼はその後元気になった。
その患者さんの治療の後、何だかノドの調子が悪い。急いでルゴールでうがい。今のところ、ノドの調子は戻っているが、当時を思い出す。
コメントを残す