背中のテープ
- 2013年09月26日
- ごじゃっぺ高座
真面目な女子高生。いつも時間正確にやってくる。礼儀も正しい。当院もそれに応えようと待たせず治療開始を心掛けている。
椅子に座り、エプロンをかけようとした時だ。従業員が背中のテープをはがしていいかと聞いていた。はて、何のことだろう。灰色のガムテープが背中に貼ってあった。
そうか、誰かに貼られて、そのまま当院までやってきたというわけだ。その女子高生はやられたとか言って笑っていたが内心は忸怩たる思いがあったかもしれない。
中学一年の数学の時間の時のことだ。生徒が黒板に出て書いていた時、背中に紙が貼ってあった。当時だからガムテープなんてのはない。今思えばセロテープかしら。クラス中大笑い。近くの者がすぐはいだ。犯人探しはやらずに、数学の先生が面白いことを言った。昔もそういうイタズラがあって、先生の時は紙に「この娘売ります」と書いてあったとか。知らずに貼られた本人のことを考えろと、、、
この女子高生にガムテープを貼った輩は、校外に出たら外してあげるのが礼儀ではないのかしら。洒落にならないし、他の友人たちも気づくはず。陰湿になったもんだ。それとも誰かの顔色を覗って、外せなかったかも。
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