自ら「倍返し」ならずとも必ず因果は巡る
- 2013年09月08日
- ごじゃっぺ高座
今月7日(土)のスポニチ、「三輪の色メガネ」のタイトル。三輪明宏さんが質問に答える形。その質問とはメーカーで営業の者が、いつも嫌な上司が成績の上がらない同僚に「とっとと辞めろ」と言わんばかりの罵詈雑言を浴びせる。その上司に倍返しをしたいがどうしたらいいかとのこと。
私は視聴率のいい「半沢直樹」を見たことがないが、その言葉は耳にしている。三輪さん曰く、ドラマなら倍返しはできるが、現実は無理。でもそうしたい相手は因果応報で、100倍返しが起こるとの事。その相手は本人ではなく、家族に起こるらしい。
私も過去にそういった経験があった。でもだからといって仕返しはしなかった。そのときは理性が働いたのか、それとも勇気がなかったのかもしれない。同じ経験をした仲間と久しぶりに会って、昔の話をしたら、その友人も覚えていた。普段は気にしていないが、ふと思い出すことがある。
じゃあ、その嫌な経験をさせた相手は、今何をやっているかというと、風の便りだが、何だかパッとしない生活をしているようだ。別に仕返しをしなくても、神様が見ていてお灸をすえている。本人は何でだろうとは考えないだろう。
それについて驚いたことがあった。学生時代、よく後輩たちをいじめていた先輩がいた。同級生たちでコンパをしたとき、嫌われる先輩№1投票をしたら一位に輝いたやつ。もう記憶から飛んでいたら、先ごろあることで同窓会報に名前が載った。気の毒な事態になっていた。ざまあみろとはさすがに思えなかった。何たる不幸としか言いようがなかった。たぶんそう感じている輩も多いと思う。
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