寄生虫の話
- 2011年12月16日
- ごじゃっぺ高座
矢板イースタンホテルで「現代のわが国における寄生虫病事情」の講演会出席。講師は独協医科大学熱帯病寄生虫病准教授。そういった講座もあると知ってびっくり。講師も話上手でおもしろかった。
私になじみの深い寄生虫は回虫。たしか検便検査をしたっけ。今の時代の検便は大腸がん。カップアイスに付いているようなヘラとビニール袋。そこへウンチを取って提出。小学校2年のときである。その時の先生の顔まで覚えているのでやはり2年生。提出の時、袋に名前が書いてなかったクラス児童がいた。先生が誰ですかと言って、袋からウンチを出してみんなに見せた。その場面を覚えている。おちょうし者たちが先生の提示したウンチの前に群がった。
今思えばウンチを見て自分のだってわかるのかしら。だったら先生が一人ひとり名前と検便をチェックして、名前の無い子どもを集めて提出したかどうか聞けば一発でわかるはず。のどかな時代だったなあ。
その講演会の教訓。新鮮だからといってナマは禁物。寄生虫も新鮮ということ。熱を通さないといけないとか。そのあと出席しなかった同業者とすし屋へ行った。知らない彼は平気で刺身を注文。私は考えちゃったなあ。
戦後、すぐ研究所のU教授が、医学書店より本を発行した。
今の、六十代の人はお腹に寄生虫回虫が、居て〜むしくだしを飲んだ!