臭いの話
- 2013年07月17日
- ごじゃっぺ高座
実家が歯医者なので、親父がやっていた診療室へはちょくちょく顔を出した。入ると独特の臭いがする。いかにも歯医者という臭いだ。小学生のとき、学校でお金を集めた。私のお金を集めた友人曰く、歯医者の臭いがすると、、、。どうも診療室へ置いておいたお金に歯医者の臭いが移ってしまったようだ。
文房具店も独特の臭いがする。この臭いはあまり苦にならない。在京時代、セブンイレブンへ入ったら、へんな臭いがして気持ち悪くなったことがあった。おでんを店内でやりだしたころだ。今はどこのコンビニでもやっているので、私の鼻が慣れたのかもしれない。
臭いと言えば、当地へ越してきた時、西那須野にあるカゴメの工場の側を通るたびにトマトの臭いがした。最近もよく通るが、臭いがしない。これも私の鼻が慣れたのか、それとも臭いが漏れないように換気をしっかりしたのかしら。
自分の歯科医院はどんな臭いがするんだろう。全く感じない。鼻がバカになっているんだろう。開業直後のこと。当院のドアを開けた途端、そこで座り込んでしまった患者さんがいた。超歯医者嫌いで、独特の臭いで拒否反応。その後どうなったかしら。
世の中には歯を治したいが、身体が拒否反応をしてしまう方がいる。そういう方を専門に扱っている歯科大学病院の外来がある。ご利用下さい。
そこで鰻の臭いを扱った小噺をひとつといいたいが、時間がないのでまたいづれ披露します。たぶん知ってますよね。
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