タイムマシンがあったらなあ。
- 2011年12月13日
- ごじゃっぺ高座
職業柄ヒヤリハットは星の数ほどある。何の仕事もそうだろう。もしあの時に戻れたらと思うが現実には無理。それを承知で一番戻りたい時がある。
小学校3年の時だ。クラスのいたずらっ子に校庭でとんでもないことをさせられた。私自身がおっちょこちょいのせいか、そのいたずらっ子に目をつぶれと言われ、すなおに信じた。いっしょにしゃがんで、こやつが私の手を持って下に向けてパーを出せと言われた。パーを出したら突然こぶしで私の甲を叩いた。すなおにまっすぐ落ちる予定が斜めになって地面に落ちた。何か途中でさわったのだ。犬のウンチがあり、それをグチャッとするのがやつの作戦だった。私はかすってちょっと付いただけ。烈火のごとく怒ってヤツの髪の毛を掴み、顔を犬のウンチにこすりつけようとは出来なかった。なぜならヤツは持病があり心臓が弱かった。担任がクラスの仲間に過激なことをするなと言った。親父も知っていて当時流行っていた相撲はやつとはするなと言われた。クラス仲間も腫れものにさわるように接した。
何をやっても周りの者は我慢我慢。それでお調子にのっちゃったのかしら。その後はどうなったんだろう。クラスは変わったが、中学、高校も思い出せば一緒だった。でも記憶にないのだ。先ごろ高校の同窓会名簿が送られてきた。同学年を見ていたら懐かしい名前と彼の名前もあった。でも住所は消えていた。行方不明。今なにをやってんだろう。
そうそう、そのタイムマシンでその時に戻り、叩く瞬間、私が手をどかす。ヤツは自分でウンチにグチャ。自爆しただろうなあ。ウォーキングの時、犬のウンチを見るとその当時を思い出す。
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