ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

蛇の嫌いなもの


ラジオ体操に近所の方と行っている。そのいつも行く方が昨日、山菜取りに会津方面に行ったそうだ。けっこう同じような人もいて、ある方に取れますかと聞かれたので、取れないと答えたら、だったら上げますと、赤マムシを見せたそうだ。すぐ近くでとぐろを巻いていたのを捕まえたようだ。もちろん栃木弁で「いんねえ」と答えたそうだ。平気な人っているんだなあ。

50年くらい前かしら。親父と松本へ行ったとき、お宮でお祭りをやっており、その中にへび使いがいた。蛇を地面に放しておき、その周りにタバコをほぐしていた。蛇はタバコのにおいが嫌いとの事。蛇が客の方へ行かないようにしているんだなあ。その蛇使いは自身の傷だだけの左腕を包丁で切って、すぐ血止めの薬を塗った。ピタッと止まったと記憶している。また観客の中からひとり子どもを選んで、その子どものほくろに、血止めの薬を塗ってしばらく押さえていたら、そのほくろがポロッと取れた。私はこれはほくろのある母親にいいなあと直感。でも親父は買わなかった。次はその蛇に蛇使いの腕を咬ませると思っていたが、話ばかりでやらない。親父もしびれを切らしてその場を離れた。

後日、地元ローカルテレビで場所は忘れたが、お祭りのシーンをやっており、その蛇使いが映った。あれ、この間の男だ。あれ、近くにほくろの取れた子どももいるぞ!

この最後の子どもがいる場面は私の創作です。加山雄三のショーのとき、加山がいうには、私の頭はカツラだと思っている方がいますが、お客様の中で、どなたか私の髪の毛を引っ張りたい方はいらっしゃいますかと聞くそうだ。客席から出てきた方が引っ張ったそうだ。自分の毛。そのひっぱった客は加山雄三といつもいっしょに地方を回り、髪の毛を引っ張る役だとある落語家が言っていた。

落語に田能久という噺がある。親孝行で演劇の好きな久平衛さんが、母親の急病で急いで地方興行から戻る。途中近道をしようと山の中で蛇につかまってしまう。何とか逃げようと思い、一計を案じる。蛇にショーを見せる。持ってきたカツラをとっかえひっかえ。蛇は驚き、お前は狸だな。動物は食わないといって助ける。そして、嫌いなものは何だという話になり、俺はタバコのヤニ、お前はと聞かれとっさにお金と答えた。山を下り、村の者たちとヤニを作り、それで大蛇をやっつける。家に戻ると満身創痍の大蛇がやってきて仕返しに、金をどさっと置いていく。おとぎ話にもあるようだ。そうだ朝、蛇の話をした奥さんは近所の床屋さん。理容学校時代、髪の毛を燃やすなと教わったそうな。蛇の好きな臭いとの事。寄ってくるらしい。本日の話はツジツマがあった。

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