ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

いい年こいた大人なのに、、、、


同業者が市内の公民館の一室に集まり、ある話し合い。その話の中心人物が、これからある方に携帯をする。皆さんの前で話すから承認になってほしいと言われた。その部屋は声がビンビン響く。そんなわけで、皆さんが回りで聴いているということが相手にわかるとまずいので静粛と言われた。もちろん、私は黙って携帯に注視。

そしたらベラベラ大きな声でしゃべる輩がいた。静かにしてよとその中心人物が何度も注意。それでもベラベラ。携帯がし辛そうだった。またベラベラしゃべる別な輩がいた。さすがに頭に来たらしくその携帯を使って頭を小突いた。それで一同やっと静かになった。

携帯の是非はともかく、その場面を見て、40年近く前の学生時代の講義を思い出した。正式なタイトルは忘れたが、英語で一年かけて、英語の本を訳す授業。一人一人順番に訳していく。その訳す範囲はワンセンテンス。イエスしかなければ、それで終わり。長いセンテンスに当たった場合は身の不幸と諦め訳す羽目になる。

その英語の担当は大学内の名物教授。九州出身で酒は加茂鶴、男は○○といわれている先生。東大卒。単位は必ずくれる。私たちの学年はチャップリン、次の年はロミオとジュリエットだった。そして試験の山が見事にあたる。ロミオのときは生きるべきか死すべきかという部分を日本語で訳せという問題。趣味は随筆。本まで出している。「赤い涙」は傑作。読んでみてください。人望厚く、学生からの飲み会は断らない。結婚式には引っ張りだこだった。

その授業のとき、一人の輩が大声でしゃべっていた。「おい、そこ、静かにしろ!!」 また喋っていた。「おい、お前、静かにしろ」まだしゃべっていた。「お前、馬鹿にしてんのか!よし、今日の授業はお前一人に当てる。全部訳せ」と、、、もちろんそういう輩なので予習なんてやってくるわけがない。それでもその授業中、ずっとその輩と授業をしていた。

先ごろ100歳近くまでお元気でお亡くなりになったということを聞いた。

 

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