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- 2013年06月01日
- ごじゃっぺ高座
シェーではない。シェア。とまあクダラナイことは言わないで、、、
校医をやっている。担当校では歯科検診を行う。同じ歯医者仲間でも校医をやっていても歯科検診だけしかやらない歯医者もいるようだ。私の担当校では歴代の養護教諭が熱心で、毎年歯科講話を頼まれる。どうも断れない性格なので、引き受けてしまう。私の担当の小学校は全校合わせて100人もいない。講話をするときは、3年から6年生までいっしょに行う。
毎年やるので同じネタは無理。だって去年聞いた子どもがいるんだもの。以前、どうせ忘れているだろうと昨年のスライドを使って講話をしたら、終わって子どもたちがやってきて、去年もやったねと言われ、もう自信喪失。
毎年新しいネタを考えねばならない。もう養護教諭が厳しいのか、ずいぶん私も鍛えられた。ところがもうネタが無くなって、困った困ったとある歯医者と宴会でしゃべっていたら、その歯医者も私と同じような学校で講話を毎年頼まれてネタがないとこぼしていた。
だったら講話を交換しないかという話になり、さっそく両校へ打診。快諾を得られ、シェアが実現。担当校で初めて他の歯医者の講話を聴いた。勉強になる。後日今度は昨年のネタを別の学校で講話すればいい。気が楽だ。
こんな当たり前のことで気に病んでいたことがあっけなく解決。他の学校で話せば数年先までネタはある。
でもこの方法は以前歯科医師会で提案したら、見事に却下された。どうも頭の固い連中だ。だれも困らない。こどもたちは喜ぶし、、、でもどの世界も新しいことをやれば叩かれる。
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