バックは得意
- 2013年04月22日
- ごじゃっぺ高座
拙宅の駐車場は狭い道からバックで入れる。すんなりと一回で入ることもあれば、何回か切り返すことがある。なんでだろう。あるとき、車庫入れを見ていた近所の方に、上手いねえと言われた。半分お世辞だとは思うが、のこり半分は当たり。車はエスティマででかい。
昭和57年にホンダシティを買った。車庫は下宿近くの龍門禅寺というお寺の境内を借りた。都内なので狭い。車の免許を取ったのは昭和50年。その間、ずっとペーパー。都内で車が必要になり、購入してすぐ乗った。今思えば大胆なことをしたもんだ。
そのお寺の駐車場も狭くバックで入れる。あるとき、坊さんの集団がいて、その人たちが見ているところで駐車した。ところが緊張のあまり、変な方向へ車が行ってしまい、一人坊さんがやってきて誘導してくれた。呆れられたろうなあ。で、止まる位置を確認するためにアスファルトへ、白いマジックで勝手に線を引いた。後年見に行ったら、まだ白いマジックが残っていた。数年前に見に行ったときは全部石畳になっていて昔の面影はなかった。
そのあと若宮町に引っ越した時、近所に駐車場があり、一番奥が空いていた。そこもバックで入れた。最初苦労したが、慣れるとどうってことはない。最初そこの駐車場のオーナー夫人に挨拶にいったら、3時間引き留められ、おしゃべりの相手をさせられた。それでかどうかわからないが、安くしてくれた。それでも昭和58年当時、月25000円だったと思う。今はいくらだろう。そこへ車の維持費もかかり、ざっと計算したら車に乗らず、タクシーを目いっぱい使っても、都内ではそのほうが安上がりということがわかった。でも車を買うんだなあ。
最近も都内のコインパーキングへ入れることがある。車が走っている間をぬってバックで入れる。冷や汗をかくが、不思議と長年鍛えた感ですんなりと入る。油断禁物。
コメントを残す