ごじゃっぺ高座

上記のタイトルはお騒がせ生徒のことではない。これは聞いた話。学生時代、付属の歯科衛生士学校での卒業式のこと。卒業生がモタモタしていたせいか、担任の先生が怒ったとか。そりゃおかしいよ。卒業式だからじゃなくて、皆さん、普段着なれない袴とか着物を着たのでどうしてもスムーズに動けない。そのくらし察しろよといいたい。今から４０年以上も前のこと。何回衛生士学校の卒業式に出席してんだよ。その先生には学習しろよといいたかったな。今思えば、、、

その先生は今度は大学病院の病院長になった。私達の登院式でのこと。各医局長が、講座説明をした。その中で、小児歯科学講座の医局長が、余計なことをいってしまった。他の講座では、学生が登院するとき、病院で使う機材を持参するが、我が小児歯科学講座は、全部そろえてある。学生諸君のお手を煩わせないと説明した。そのとき、病院長が、今、大変な間違いを言った。小児歯科の機材は小児歯科で揃えたといったが、本来病院側で揃えたのであって、小児歯科が揃えたのではない。もし、小児歯科でそう思っている医局員がいたら、ここへ出てこいと瞬間湯沸かし器になってしまった。その後、小児歯科の医局長はどうなったんだろう。

卒業して、私は一時期、その教授の教室で預かってもらった。ビクビクした思い出がある。でも義理堅く毎年今でも年賀状をくれる。教室員には慕われているんだなあ。しばらくして学長になった。そのとき、私の子どもが母校へ入学し、３０年ぶりくらいに会った。まだお元気だったが、数か月後、学長を交代したなあ。

もうひとつ、中学の卒業式のあと、、お別れの会ということで、先生方と道路でお別れ。今思えば臭い演出だったが、当時はそういうもんだと思って準備していたら、あるクラスの担任が我々の教室へ来て、はやくいけよと怒られた。その先生は口よりも先に手が出るという先生。今なら即教育委員会だが、当時はおおらか。ほかのクラス担任でも先に手が出る教師が多かったが、慕われていたようだ。でもその先生は殴るだけで慕われなかったなあ。

その先生はユニークで、授業中に辰野町に川島という地区がある。そこの川上という場所のことをいったら、同じ名前の輩が俺と同じ名前だとポロッと言ったら、出てこい、バシっと殴ったそうだ。珍しくその子の親父が怒って、そんな些細なことで殴るのかと、、そく学年PTAが開かれた。そのときの会長が私の親父。その後の経過は忘れた。

ついでにもうひとつ、その先生のこと。中学の文化祭だか、何かのときに薬師寺の高田後胤師が来校して講演。そのあと、公民館へも行って講演。そのときのかばん持ちはずっとその先生。テメエのクラスの生徒を放っておいて、、、まあ、今思えば懐かしい。