ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

笑えないな


アントニオ猪木の自伝を読んだことがある。力道山に入門したとき、猪木と呼ばれず、アゴと呼ばれていたそうだ。それだけで力道山の人間性がわかる。

半年ぐらいまえかしら。テレビの番組でお笑い芸人の身体的特徴をギャグにした特集があった。タンポポの白鳥さん。子どものときからそれでからかわれていたと面白おかしく話していた。他の女性芸人も、身体的特徴を笑いの種にしていた。見ていて笑えなかったなあ。芸で笑いをつくってほしい。またそういう番組をつくるテレビ局の気がしれない。同じような立場の視聴者もとても笑えない。人間の身体的特徴は、千差万別で、そこをつっこめば無限に言える。言われると気にするんだなあ。からかいからイジメに走る。そうやってからかう輩は自分は非の打ちどころのない体型だと思っているのかな。ただまともな回りの輩が言わないだけのこと。

そうだ、先週の金スマで視力回復コンタクトレンズをやっていた。白鳥さんがメガネをはずして挑戦。メガネをはずした顔をみたが、美人なんだなあ。

笑点を見ていても、歌丸ハゲとか、死ねとかいうが、たまになら許せるが、いつも同じ事ばかりいうのは如何なものかしら。そういうことを言わないでプロの笑いをつくれないかしら。特に笑点は即興のギャグではないはずだ。台本がある。多くの視聴者はそれを承知で観ている。だったら安易なギャグに走らず、考えてしゃべってほしいなあ。

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