新宿区袋町の火事
- 2013年03月15日
- ごじゃっぺ高座
一昨日、上記で火災があり、TVニュースに載ったそうだ。家内がびっくりしていた。私が上京し、最初に暮らしたところは上記の場所。あ、そう、であまり気にも留めなかった。昨日、実家の兄から電話。ニュースでみたよとのこと。袋町の下宿へ来たことがある。それから少し気になってインターネットで上記の火事を調べた。
袋町２２、木造２階建て。ガビーン。私が暮らした学生寮だよ。３年ほど前、訪ねたことがある。当時のままの作り。昭和４８年から５年間世話になった。最後は私が最年長といおうか、最高学年で、なんだか牢名主になったようだった。
４畳半と３畳間の２コースの部屋。全部で３１部屋。賄い付き、男女混合、トイレいっしょ。銭湯通い。私が暮らし始めたら、高校の部活の１年後輩もやってきた。その後私の大学１年先輩もこの学生寮に来て、いっしょに住んだ。
４大がほとんどで、理科大、法政大学、早稲田、上智、中央大学等の連中といっしょに暮らした。彼らはバイトに明け暮れていて、生活も質素だった。それに引き替え、私の大学の学生ときたら、マンション暮らし。中には学生のくせして、親から車を買ってもらい、乗り回している輩がいた。それもポルシェ。ヤツは地方出身。いったい親の仕事は何だったろう。
兄も私と同じ大学出身。私が入学したとき、兄から言われたことがある。金持ちのボンボンが多いので、彼らと同じ調子で付き合うと金がいくらあっても足りない。気を付けろと、、、母子家庭で、兄に学費を出してもらった手前、私も質素な生活を心がけた。火災にあった学生寮の仲間と暮らし、世間の常識を覚えた。
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