ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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ごじゃっぺ高座

歴史をさかのぼろう


上記の文句はある文章の出だし。最初から難しいと予想される。これは私の小学校の卒業記念文集に載せた同級生の書き出しの文句。そこだけ覚えている。小学校、中学ともクラスはいっしょにならなかったので、今思えば親しくはなかったようだ。私の卒業記念文集は「父と柔道の本」 柔道が好きだったが、道場がなく、ハウツー本を買って勉強した。父も学生時代柔道をやっていて、、、なんてことを書いたと思う。中学では柔道部があったので私は入部した。それはさておき、、

同級生は地元の医者の倅。腕がよく評判の名医だった。ただ私は無駄に丈夫だったのでその医院で世話になったことはなかった。彼のオヤジはその後、体調を崩して亡くなった。医者の不養生かしら。一度、何かの時、彼のオヤジをみたことがある。黒縁メガネでパイプタバコをくわえていた。その倅は出来がよく、高校も一人だけ遠くの進学校へ行った。でもそこからは消息不明。今なにやってんだろう。

拙宅のオヤジが生前、その医院の一日の保険点数を話してくれた。当時はそんなことを言われてもチンプンカンプン。今、私は保険医なので、親父の言った意味がよくわかる。当時の点数、いわゆる収入に驚いている。

小学校時代の遊びは相撲と野球。野球好きはユニホームなんてないので、セーターにトレパン姿が主流だった。その医者の倅は一人だけ上下のユニフォームを着ていた。金持ちは違うと思ったなあ。

小学校の下駄箱でのこと。ある生徒が記憶は定かではないが、何かを学校へ持ってきた。それを見た医者の倅が、あ、いいなあ。頂戴といった。その生徒はダメだよといったっけ。

今テレビでおしんの再々放送をやっている。その中で、加賀屋へ奉公したばかりのおしんがハーモニカを吹いていたら、そこの加代というわがまま娘がハーモニカをくれといった。おしんがダメだといったら切れて、そのハーモニカを叩き付けて踏んづけて、けんかになった。どうもその場面をみるとその医者の倅を思い出す。

何年か前、実家へ帰った時、その倅の医院を見に行った。もう跡形もなかった。同級生は今何してんだろう。

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