BS再放送「おしん」
- 2013年02月18日
- ごじゃっぺ高座
昭和58年放送の朝の連続テレビ小説「おしん」
大学病院を辞めて、都内の歯科医院へ勤務しだした初日から「おしん」が始まった。下宿から歩いて5分もかからないところに新しい職場があった。「おしん」を見てから出勤。のんきなもんだ。最初の場面は雪国の貧しい家。何だかこれからの自分を象徴しているようだった。この年に結婚もした。大根飯と重なって来た。独身時代は遊んでばかりいたが、結婚すると家族を養わないといけない。大学では有給助手をやっていたが、独り者だったし、狭い下宿に住んでいたので、お金には困らなかった。新しい勤務先での歩合制の給料が安かった。いい経験をさせてもらったと思う。
新婚旅行で2日ぐらい見なかったが、あとは全部見た。その後、BSでおしんを連日放送した。それも見た。で、今は日曜日ごとに6話分まとめて放送する。昭和58年に見た場面がすぐ思い出せる。1話1話が充実しており、まるで1時間ドラマを見ているようだ。今の朝の連続テレビは「ツマラン」
思い出はたくさんあるが、加賀屋での加代との友情。それにしても子供時代の加代はワガママだった。それを大奥様とおしんのおかげで、加代はたくましく成長した。でも、大きくなった加代は子供時代より、もっとワガママになったようだ。小さいころ、おしんたちに鍛えてもらった経験が生かされてない。
これからの展開はもうわかっているが、いつ見てもおもしろい。録画して待合室で流している。私も合間に見るが、いまいち患者さんの反応がないなあ。若い人は知らないと思うが、私よりも年上の人は見ていたと思う。でも、その方たちは当時はバリバリの現役。とても朝、おしんなんて見ている時間はなかったかもね。この写真は当時NHKから出された本。拙宅の本棚に今でもある。
コメントを残す