いい死に方はしないぞ!
- 2012年11月11日
- ごじゃっぺ高座
高校時代、日本英語協会の添削を受けていた。よく英検何級とかやっているところだ。正式名称はわすれたが、、、私の悪い癖で、これをやったらクラスで一番なんていう広告を見ると、つい信用してしまう。まともに学校の勉強なんぞしないくせに、こういうのにはすぐ飛びッつく。確か、これは旺文社が関係している。送り返す場所は新宿区横寺町。覚えちゃったよ。
ある時、自分の実力を知りたくて、辞書も何も見ないで添削問題をやった。そして相談欄に、これが今の自分の実力です。はたしてこの大学へ入れますでしょうかと、、、きっと添削をしてくれた先生は、この点数じゃ、厳しいのであきらめず努力しましょうなんて書いてくるのかと思った。ところがこの添削問題がとんでもないところを経由して送られてきた。私の住所は辰野町だが、同じ県内の松本の誰かさんのところへ間違って行ってしまい、その方が辰野の住所にわざわざ送り返してくれた。とまあ、これだけ読めば、世の中には親切な方がいて、、、となるわけだが、コヤツがとんでもない奴だった。
母親が郵便局の方から封筒を受け取った時、料金が足りないとのことで残りを払った。封筒を開けてみたら、私の添削を見て、その感想が書いてあった。よくもまあ、この成績で、ずうずうしくこの大学を受けるもんだと、、、(今、どこの大学希望だったのか思い出せない)絶対無理とのこと。で、バカにするようない内容を書いてきた。最後に私がわざわざあなたに送るので、切手代の残りを払って下さい、、、とのこと。今なら封筒で送る場合は80円かかる。それを40円分しか貼って無かった。当時はいくらだったろう。
もちろん、住所なんて書いてない。でも消印が松本になっていた。意図的に足りない切手を貼るという行為。どうせなら、切手を貼らずに投函すれば、実家で全部払う、、、といっても微々たるもんだがそういう方法もあるのに、、、切手を貼ったために消印まで押されて松本ということがわかった。今ならば、旺文社に連絡をして、間違い先の相手を探しだし、お礼のハガキでも送ってやるが、、、同じ受験生だったのかな。よくそういうことを思いつくもんだ。ヒマなんだなあ。そんな話を高校のクラスで話したら、みんなで大笑い。
上京し、住んだところが神楽坂から少し入った袋町。二度目に住んだところが、神楽坂をもう少し上がって左に入った横寺町。そうなんですよ。旺文社の本社があるところ。そのそばをもう何百回通ったろう。赤尾の豆単。そして添削問題事件を思い出す。
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