測候所?
- 2012年11月06日
- ごじゃっぺ高座
中学の登山の出発の時のこと。引率する先生がいうには「測候所によると、山の天気は晴れで、、、」とかナントカ言っていた記憶がある。その測候所。まあ、気象庁の出張所のこと。ということがわかったのは高校へ入った頃かしら。いや、もっと大きくなってからかな。恥ずかしながら、「そっこうじょ」と聞いて、ずっと登山口に近いところにある木工所と思っていた。家の形まで想像していた。山の近所なので、善意で教えてくれているもんだと思っていた。念のため、今、国語辞典で調べたら、私の思った通り気象庁の出張所だった。この国語辞典は中学の時に買ったボロボロの辞典だが、その項目は今初めて見たと思う。私の悪い癖で、調べもせず思い込みで理解してしまうことがある。それでどうにかなっていることが、たぶん今でもいくつかあると思う。
那須大水害のあった時、那須塩原駅西口は水につかっていた。車が水の中にあるというシーンは初めて見た。テレビでいろんな災害を見ていたが、ナマは初めて。拙宅は東口。山のほうから水があふれて流れて来る。ところが那須塩原駅の在来線線路が盛り上がっており、そこで水が止まり、西口の駅前が一時、水海になった。東口の拙宅一帯は難を免れた。新幹線はその上を走っていたので、不通にならなかった。その不通だが、子供の頃、普通と解釈していた。なんで電車が動かないっていうのに、それが普通なんだろうと、、、。思い出した。その水害の時、消防団員が一軒一軒まわり、注意を促していた。拙宅へ来た消防団員のことは知っている。ところが彼の家は道路沿いにあり、水の流れが悪く、家の中にまで水浸し。今でも彼と会うと、その当時のことを思い出す。自分の家のことより、住民のことを心配していたわけだ。使命感のかたまり。今でも思い出すと、涙目になるなあ。
今、外は大雨。その中で、納期までに終わらせる仕事を お隣の家がしている。カッパを着て作業。私は自宅でこんなくだらんことを書いている。外から作業員の声が聞こえる。大変だなあ。風邪などひかぬようにと、祈るばかり。
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