ごじゃっぺ高座 ごじゃっぺミーハー巡り
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読売新聞「気流」欄に載った昔昔亭桃太郎


 拙宅は読売新聞を読んでいる。その中の投書欄は「気流」のタイトル。今週の月曜日の昼に上記の落語家から電話があった。読売の気流欄に自分のことが載っているので、読んでほしいとのこと。はて、私も朝、舐めるようにして新聞を読んでいるが、落語関係の記事を見逃すはずがない。すぐ調べたが、月曜日の読売に「気流」が載ってない。よく目にするタイトルだが、、、栃木版に「ひろば」と題して投書欄が載っていた。そうか、月曜日の栃木県の読売には「気流」が載ってないのか、、、。さっそくその旨を話し、桃太郎からFAXを送ってもらった。都内の読売を読んでいる友人にも連絡をして、読売気流欄を直接送ってもらった。

 昔昔亭桃太郎は寄席矢島亭のレギュラーといってもいいくらい出演回数が多い。まあ、これは席亭の私の好みで独断と偏見で選んでいるので、自然と出演回数が多くなる仕組み。桃太郎を初めて見たのは、昭和49年の5月5日。場所は神楽坂毘沙門天。地下書院で毎月5の付く日に寄席を開いていた。5の付く日は毘沙門天の縁日。神楽坂通りに屋台がたくさんでる。当時はすごかった。最近は縁日だけで店は出てないなあ。ま、それはさておき、レギュラー出演は、三遊亭金馬、林家三平、桂米丸、春風亭柳昇、三遊亭圓歌、三遊亭圓右、柳家つばめの7人に金馬の弟子等。テレビで見る人気者を毎月、目の前で聴いていた。受付は金馬の奥さん節子さん。いつも顔を出していたので特別料金で聴かせてもらった。

 その5月5日の日、柳昇の代演でとぼけた弟子が出て来た。当時とん橋と名乗っていた。座るだけで笑いが起こり、仕草で笑ってしまった。聴いていた客が、「師匠に似て、お前もバカじゃないのか」とヤジを飛ばした。強烈な印象。落語もおもしろかった。演目不明。一回だけの出会いだった。その後、都内の各寄席に行っても、とん橋と会わない。笑橋となり、3代目昔昔亭桃太郎となり真打昇進。落語関係の本で知った次第。厳密に言うと2代目だが、本人曰く初代は鬼が島へ行った桃太郎だと言っている。私が寄席を開き始めた頃、黒磯市内の別な場所でも落語会が定期的に開かれていた。そこへ出演したのが、桃太郎であった。終演後、直接高座へ行って、確か演目を聞いたと思う。とにかく面白かった。昭和49年以来の出会い。住所がわからず、当寄席に出演した若手に聞きだして、直接交渉。それからのお付き合い。桃太郎自身も旧黒磯には年に数回、個人的に来て市内の旅館に泊っているとかで、私より黒磯市内に詳しかった。今は超売れっ子になり、その旅館へは来ないなあ。以前は落語以外でもフラッと来たので、私とよく会っていた。

 さて、もう一つの黒磯市内での寄席だが、当時地元新聞にも載り、出だしは好調だったが、主催者の落語好きの熱意が空回りしてしまい、残念ながら、ツバナレせず消滅してしまった。10回も続かなかったと思う。私も他人事ではない。その落語会の反省点を踏まえ、今でも続けている。

 

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