習字は苦手
- 2012年10月29日
- ごじゃっぺ高座
小学校1年から6年まで習字を習った。最後はお情けで2級まで行った。兄弟たちは初段かしら。後から塾に入った同級生は初段、2段と上がって行った。とにかく今でも悪筆。ご芳名帳は嫌いだなあ。最近はパソコンがあるので手紙などはそれで書いている。思えば、習字の手本がよくないかも。同学年は同じお手本。実力が違うのに同じ手本とは、、、まあ、プライドを傷つけないように配慮してあるのかしら。習字の塾は「螢雪書院」旺文社の雑誌と同じ名前。それを小学校6年まで「ばいせつ書院」と読んでいた。習字の先生が梅窓という名前だったのでこんがらがったのかしら。どっかそそっかしいんだなあ。今もそうだが、、、
何年か前、学生時代の友人にハガキを出した。20年ぶりぐらいに突然電話が来た。懐かしいなあという話のあとに、「相変わらずお前の字はへびがのたくったような、、、」「あのね、味のある字といってほしいなあ」
寄席文字を習った。これは厳密に言うとレタリング。だから私みたいな悪筆も、、、と思ったらやはり難しい。寄席文字の師匠は相撲文字、勘亭流、あとだるま文字とか、、いろんなバリエーションの字が書けるようだ。元々スジがいいんだなあ。行司も太い独特な字が書けるように稽古するそうだ。
10年数年ぶりにブラジル人親娘が来院。娘は小さいころ大の歯医者嫌い。今ではすっかり美人といおうか、グラマーになっていた。治療は父親で通訳を兼ねて来た。娘は日本の学校で育ったのでペラペラ。そして驚いたことに、父親の問診票を書いてくれた字がものすごく上手。癖がなく、こんな奇麗な字を書く人は久しぶりに見た。これで仕事に出来るのではないだろうか。アッパレと娘を褒めた。
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