神童と思っていたが、、、
- 2012年10月23日
- ごじゃっぺ高座
保育園時代、M君に月に重力はあるのかと聞かれた。そもそも重力の意味さえわかってないのに、知らないという台詞が嫌いな私はないと答えた。そのM君、満座の前でチンチンばかりいじっちゃダメだよと保母の先生に言われたっけ。その先生もよく言うよ。
中学の時、3年間同じクラスになった。帰る方向が同じだったのでいっしょによく帰った。知識はすごかった。当時流行り出したロータリーエンジンの車を見つけるとすぐ車種をいった。私はチンプンカンプン。また絵も上手。夏休み、美術の自由課題の時、感じたままの絵を描いてきた。その絵は今思えばどこかで見たような絵。ムンクの叫びみたいな絵だったと思う。美術担任がびっくりしていたことを覚えている。私は相変わらずセンスの無さで、画用紙の三分の二を使って近所の白壁を描いた体たらく。ただ白く塗りたくったという絵。アマチュア無線にも受かった。彼の親父がわざわざ結果を学校まで知らせ、それを担任がいち早く教室で披露した。今思えば何と申しましょうか、、、。彼が風邪をひいて早帰りすることになった。自分で学校から電話してタクシーを呼んで乗って行ったけ。皆、唖然。まだいくつもあるが、とにかく行動がユニーク。
都内の大学に進学したが、一度私の母校のある水道橋駅でバッタリいき会ったとこがある。いっしょにいた女性は中学時代のマドンナ。私も急いでいたので挨拶だけして別れたが、相変わらずユニーク。原子力関係に興味があったようで、そちら方面に行きたいと昔聞いたことがある。大学は確か工学部。卒業しどういうわけか地元辰野町役場の水道課に配属された。出張か何かで上京し、私の下宿に泊って行ったことがある。飲み屋へ行っていろんな話をしたが、どうもイマイチこの仕事でよかったのかと少々不満を口にした。その後、役場を辞めたという噂を聞いた。
何年か前、中学のクラス会で久々に会った。起業し、電子部品関係の仕事をやっており、ロケット業界相手に商売をしているとか。連日営業で忙しいと言っていた。自分の夢に向かっているんだなあと思った次第。当時の住所は葛飾柴又帝釈天の近所。映画「男はつらいよ」の朝日印刷を思い出した。蛇足ながら髪の毛はフサフサ。
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