寝顔の演技
- 2012年10月22日
- ごじゃっぺ高座
今の「純と愛」は朝から暗い。不自然なドタバタも多いし、、、大阪らしいが、これからどう展開していくか見守っていこう。その点、前回の「梅ちゃん先生」は面白かった。新聞の投書で、タイトルにふさわしく、もっと医者の活躍を、、、とあったが、医者が人を助ける場面は他のドラマでもやっている。まあ、その方が話が作りやすいんだなあ。医者をよいしょする内容ではなく、たまたま、主人公が医者だったという設定。ひとつ気になる点があった。梅ちゃんとノブの結婚式のあと、男たちが酔いつぶれて雑魚寝。その場面がどうも不自然。皆さん寝相がよく、口を閉じて寝ている。こういう場合は口を開いて寝ているのが現実味があるのではないだろうか。私も学生時代から酔いつぶれての雑魚寝は日常茶飯事でよく見て来た。たまたま私の友人たちが、口を開いて寝るのが多く、世間様が酔い潰れて寝るとき、口を閉じるのかしら、、、
今、当院の待合室では「男はつらいよ・拝啓車寅次郎様」を放映している。満男が先輩の家へ行く。そこで口を開いて昼寝をしている妹役の牧瀬里穂を見る。その寝相が実にリアル。かわいこちゃんだからといって品よく寝かせない。さすが山田洋次は人間を見ていると思う。
先ごろやった「梅ちゃん先生スペシャル後篇」 医局の男二人が酔いつぶれて梅ちゃんのところへやって来て爆睡。その時の満嶋慎之介は口をカパッと開けて寝ていた。それでいいのですよ。いかにも寝ているという演技。監督という仕事は世間一般を見ていないとね。
コメントを残す