勉強になった
- 2012年10月16日
- ごじゃっぺ高座
この歳で初めて知ることがたくさんある。歯医者の世界は歯医者しか知らない。素人には理解できない世界だと思う。他の世界のことはチンプンカンプン。私だけかもしれないが、、、患者さんが左頬を怪我をしたと話してくれた。家で飼っている牛に蹴られたとか。飼育した5か月の牛を矢板に出荷するとのこと。そこから話してくれたことが私には知らない世界のことだった。
矢板に片岡という地区がある。その信号を左に入ると牛を売買する場所があるとか。農協の職員に手数料を払ってそこへ牛を運ぶ。日本全国から牛を買いに来るそうだ。その牛を育てて肉牛にして、スーパーに肉が並ぶとのこと。当地黒磯地区は広い。牛の糞の臭いが風の向きによって臭ってくる。その牛は酪農家とのこと。毎日牛乳を出すには、たくさん餌を与える。そうなると消化しきれず、それが臭いのもととなり、漂ってくるとのこと。その点、将来肉牛になる牛は、餌を適度に与える。それで糞の臭いはしないとのこと。牛の糞は全部同じ臭いがするもんだと思っていた。
屠殺場がある。その場面を見てみたい。実際そういった場面はテレビでは映さない。暗黙の了解があるのだろう。シーシェパードなるものが、日本のイルカ漁の屠殺場面を隠しカメラで映し、インターネット上にアップして、日本人は野蛮なことをしていると世界にアピールしたそうだ。その地区は昔からイルカ漁をやっており、日本の文化でもある。それを西洋人の一方的な基準で判断されてはたまったもんではない。そこの漁師がインタビューで言っていたことが耳に残っている。「彼らは大好きな肉を食べる。その屠殺場面を映したことはあるか、たぶん放映できないと思う、それと同じで、卑怯な手を使う」と、、、
突然牛がスライスカットされてスーパーに並ぶわけではない。その中間があるわけだ。その世界の人間だけが知っていればいいことかもしれない。大変な仕事だと思う。でも私自身、そういった場面を見てみたい。
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