どっちが監督?
- 2012年10月14日
- ごじゃっぺ高座
すったもんだの末、WBCの監督が山本耕二氏に決まったとか。成りたい職業のひとつに監督という話をその昔聞いたことがある。監督といっても現場監督ではない、野球の監督。
子どもが小学校、中学校と少年野球をやっていた。正式な呼び方は何だろう。珍プレーあり、好プレーありで応援していて楽しかった。私自身、子ども時代は柔道をやっていたので、あまり野球は知らない。まあ、ルールぐらいは自然に覚えたくらい。今でもセカンドとショートの位置がわからない。大学の職員から聞いた話。彼の学生時代、体育の授業で野球をすることになり、バッターで打ったのはいいが、3塁へ走っていた輩がいたとか。これは笑えたなあ。
子どもの頃、野球少年だったという親がたくさんいた。その夢を子どもに託す。自然と応援に力が入る。私みたいな門外漢は、ただ黙っていいプレーに拍手したりするだけ。子どもに応援席から大声で指図する親がいた。あまりにも声が大きく、子どもにとって迷惑千万。肝心の監督の声が聞こえない。親が夢中になっちゃいけない。あくまでも子どもが主役、そして監督にまかせないと、、監督も大変だ。親のメンツをつぶすわけにもいかないし、、、
でも野球を知っている親は我慢できないんだなあ。市内のある小学校と対戦した時、有名な大声親父が相手チームにいた。いちいち子どもに監督を差し置いて応援席から指示をする。そのうちに、バッターボックスに立った我々のチームの子どもに対して、打てそうな顔をしてないから、リラックスして投げろと、、、オイオイ、その言い方は何だ。さすがに審判が中断してその親のところへ行って注意していたなあ。
いろんな監督がいて、ある小学校の子どもがバッターボックスで大振りをした。すかさず監督が「お前に誰もホールランなんて期待していないから、サインをよくみろ」と、、、、いやな言い方だなあ。子どもが気の毒になった。その点、当地の小学校の監督はジェントルマンだったなあ。父兄が監督をしていた。仕事もあるし、大変だ。他の日に空いている父兄が練習の手伝いをしたっけ。応援に行った父兄は試合が終わってから監督を交えて一杯飲む。それが目的で行ったようなもんだ。
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